「…2人とも、あまり騒いじゃダメだからね」
「わかってるよピスケス」
「そりゃ当たり前…」
新聞を開いて顔を隠しつつ咎めるピスケスに対してキヲンと露夏が頷いたとき、不意にナツィがちらと3人の方を見やった。
「‼︎」
3人は驚いて手元の雑誌や新聞、紙袋で顔を隠す。
「…」
ナツィは暫しキヲンたちの方を見ていたが、なにか気になったかすみが…どうしたの?と聞くと、ナツィはなんでもないとかすみの方に向き直った。
キヲン、露夏、ピスケスはそっと手持ちの紙袋や雑誌、新聞から顔を覗かせる。
「…バレて、ない⁇」
「意外と気づかれないモンだな」
キヲンと露夏は恐る恐るナツィの後ろ姿を見る。
ナツィはかすみとの会話でキヲンたちのことは気にしていないようだった。
「…2人がナハツェーラーのことをやたら気にするからよ」
ピスケスがボソッとこぼすと、キヲンはえー、そんなー!と声を上げる。
「今日はナツィとかすみのでーとを観察するために来たのに〜」
気にしないわけにはいかないじゃーん、とキヲンは手足をばたつかせる。
「もうやらない」と言ったけど、またここで特定のテーマや世界観で他の生徒さんに作品を作ってもらう「企画」を久々にやってみたくなった。
でも乗ってくれる人がどれくらいいるか分からないので、興味のある人はスタンプを押すかレスをつけて欲しいな〜(遠い目)
私の恋は
虚像なのかな
虚像にこんなに悩まされてるとしたら
虚像に5年間も苛められてるとしたら
あまりにバカらしすぎる
あまりにかわいそすぎる
あまりに無駄すぎるし
あまりに気持ち悪い
ああでも
そうかもね
思春期が生み出した
可愛らしい妄想
虚像 幻想 虚偽
悲劇のヒロイン振ってるだけ
禁断の恋に憧れてるだけ
敬愛と恋愛を履き違えてるだけ
恋愛経験が少ないから
一番近くの男性を好きだって
勘違いしてるだけ
だとしたら
私は本当に
自分を騙すのが上手ね