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LINkerWorld LINearWaltz / Miraculous-Ephemeral 18

「あの子、ここにいたの⁈」
 ミラがそう訊くと、フォーは「うん」と頷く。
「じゃ、じゃあ、追いかけなきゃ!」
 「どこに行ったの⁈」とミラはフォーに尋ねるが、ここでインテが「ちょっと待ってください」と間に入った。
「ミラ一人を行かせるなんて、ちょっと危ないんじゃ……」
「いや、ミラを一人で行かせるなんて言ってないよ?」
「えっ?」
 フォーの言葉に、インテはついポカンとする。フォーは「えへへへへ」と笑った。

 一方そのころ、薄桃色の髪のリニアーワルツはディソーダーの群れの中を走りながら、迫りくるディソーダーと戦っていた。ただでさえ不気味な見た目なのに、けばけばしい色合いが余計恐ろしく見える敵を薄桃色の髪のリニアーワルツは手に持つ刀型ジェミニ・コノハナサクヤで切り伏せ続けている。小型のディソーダーたちは悲鳴を上げながらコノハナサクヤによって両断されていった。
「;***+`*:#%&(+>=)‼」
 薄桃色の髪のリニアーワルツが次々とディソーダーを倒していくと、不意に前方からつんざくような雄叫びが響く。薄桃色の髪のリニアーワルツが顔を上げると、大型のクモのような形をしたディソーダーが飛びかかってくる。薄桃色の髪のリニアーワルツはコノハナサクヤを突くような体勢で構えて、ディソーダーに向かって駆け出した。
 しかしクモのようなディソーダーは、薄桃色の髪のリニアーワルツの目の前で翅のある甲虫のような姿にばらばらと分離して、薄桃色の髪のリニアーワルツの攻撃を避けてしまう。薄桃色の髪のリニアーワルツはハッとしたように目を見開いた。

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果物と人間

人間は死ぬまで生き続けなくてはいけない。
人間は死んだら成熟するらしい。
貴方は自分を過信しないことね。
いつかは貴方も
成熟するから。
私達は「不熟」らしい。
だから、生きなくちゃだね。

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百舌鳥と愉快な仲間たち_15

結局いくら聞いてもブケファルスは自分のレヴェリテルムがどこに行ったのか教えてもらえず、やかましく騒いでいるうちに病院に叩きこまれた。
「…いつの間に…」
ブケファルスは天井を見ながらぼやく。むかしから頭に血がのぼると注意力が散漫になるタイプだったので、ブケファルスはついさっきまで自分が病院のベッドの上にいることに気づいてすらいなかった。
「見舞いもいないし…」
カメルス、カウダ、フス、ユニシンクトゥスはドムスの人間に呼ばれてしまい、ここにはいない。
「Uccello balla lingua centoも手元にないし…」
病室の机には付箋に手書きで、ブケファルスのレヴェリテルムは修理に出しているという旨があった。修理の字を見た瞬間に壊れたのか!?と叫び出しそうになったが、よく読むと破損箇所は刃こぼれの記載のみだったのでギリギリ落ち着いた。
「まあでも」
ブケファルスは病室の窓に目をやった。青い空、白い雲。牧歌的な光景である。
「平和ならいいか」
ブケファルスは平和を守ったことを噛み締めながら大きくあくびした。

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私はこの世のすべてを知ったつもりになっていたのかもしれない

因果とは

カルマとは

徳とは

これらのすべてを知った気でいたのかもしれない

ただ、分かっていることは

私が生きていて あなたが生きている

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★Black Star★

妄想のなかで見つけた
あなたの心の星は何色?
愛を藍色にしてなんて
言わなきゃよかったって後退り

絶対光を捕まえたら
君は笑ってくれるのかな

光を捕まえたいから
心に委ねたBrack Star
泣いても笑ってもこれが最後
君の瞳に笑顔がほしいから