温かい居場所からはそう遠くなかった。
ぶつかり合う毎日。
でも空気は私を包み込んでくれていた。
苦しさはあとに何になるのだろう。
食らいつく毎日。
全力。
私の全て。
全力で学校に行きたかった。
全力かな、学校に行った。
全力で喧嘩した。
全力で友達を大事にしたかった、
全力で勉強したかった。
全力かな、勉強した。したかった。
毎日母と父とぶつかった。
私はいつも悩んでいた。
意外と居場所は近くにあって、一番遠い。
居場所がなくなったら誰も生きていけないんじゃないか、
居場所がないのにどう立ち向かえばよいのだろうか、
居場所を探す毎日。
居場所はあるよ。そういう言葉に流されたくはない。
居場所は探すものかもしれないし、作るものかもしれない。
こんな私に、
恋をする日が来るなんて。
こんな私が、
たった1人のことで頭がいっぱいになるなんて。
考えてもみなかった、思ってもなかった。
今まで知らなかった、周りが体験していた世界。
明るい昼間は、恋の苦しさ。
暗い夜には、違う苦しさ。
ずーっとしんどくて、苦しくて。
…でも、楽しいと思えるのはなんで?
知りたくない。
だって、今までで1番の幸せを、
ずっと噛み締めていたいから。
時刻(とき)が止まって、ずっとこのままで
いられたら…
どんなにいいだろう。
こんな私でも。