君に出会ってから 毎日 Heartbeatしてる
君に出会ってから 自分の Good placeに気づいた
君に出会う前より、今のほうがずっといい
つまり、君がいれば人生は楽しくなる
だから、please 私とこれから forever
いっしょにいてほしいな
あなたがこの世のすべての憎しみを消してくれてるのですね。
銃を花に変えてくれた人
苦しみを安らぎに変えてくれた人
あなたの計り知れない優しさに
私は心を打たれたのです。
前の私は創造したことが本当になっていた。
言葉の力を喉に、たくさん集めすぎたんだ。
例えばでっかいカップラーメンを想像したとする。それが本当に出てくる。勿論、幽体だけど。
昔は【癖】が抜けなくて大変だった。
デカイ虫を想像したらそれが出て来たりした。
ほんの一瞬、頭に浮かんだ事まで現実になった。
大変だったよ。
今は其れを制御出来る【言葉の力の宝庫】があるから助かってる。寧ろ、この宝庫は無限だからいっぱい言葉の力を貯められるから、私は集めた言葉の力で宇宙を2つ作ったんだ。
あとは夜、寝ているときにみんなを助けてる。
あとは、この言葉は払いの力だから覚えていて欲しい。名前を言ってから【はい】と言う。たったそれだけであらゆる悪を払えるよ。
私が作った言葉の力の内容だ。
勿論言葉の力を持っている人だけ効果があるんだけどね。
“ドッペルゲンガー”の体表に、無数のブロックノイズが発生する。『同一人物』との対面によって発動する副次的効果だ。
(これこれェ、こいつが欲しかったんだよ……この『触れたものを全て消し去るノイズ』が!)
「前衛は任せるぞ、“あたし”!」
“ドッペルゲンガー”が頷き立ち上がる。振り返り相対するは“コードネーム・ハグレイ”。躊躇なく駆け出した人型が土の地面に触れたと同時、“ハグレイ”は『大顎』でそれを捕食した。しかし次の瞬間、大顎は内側からノイズに削り飛ばされて崩壊し、中から無傷の“ドッペルゲンガー”が現れる。その後も木の枝や蔦草の迎撃が差し向けられるが、その全てがノイズに呑まれて削ぎ消える。
彼女の全身に走るノイズは、決して『常に全体を覆っている』わけでは無い。しかし、全体に不規則に発生しては消えるノイズを回避して直接攻撃を命中させることはほぼ困難であり、結果として彼女に向けられた攻撃の悉くが防がれるのである。
遂に“ドッペルゲンガー”は“ハグレイ”の眼前にまで接近した。“ハグレイ”は徒手格闘による抵抗を試みたが、その手足も消し飛ばされ、対応を回避に限定される。
(っし、捉えた……!)
「仕上げだコラァッ!」
“ハグレイ”の足元から砂塵が巻き上がり、“ドッペルゲンガー”諸共包囲する『結界』となる。範囲内では無数の砂粒が高速で循環し、領域内の物体全てを鑢にかけるように削り取っていく。
(0.1秒かからず再生するってんなら、それより早く間断なく! 塵も残さず削ぎ続ければ良い! あたしはこの『砂粒全て』を、ヤツが死ぬまで回し続ける!)
当然ながら“ドッペルゲンガー”も砂嵐に巻き込まれているのだが、ノイズが盾となり“ハグレイ”の受ける損壊よりも被害を軽微に留めている。更に彼女の放つ格闘攻撃が“ハグレイ”の肉体をノイズによって並行して破壊することで、敵の肉体は急速に崩壊していった。
「……へい後輩くん、本当に良いの? 昔馴染みなんでしょ? 割り切れないものとか無いの?」
「えぇ、まぁ……結局小さい頃から俺を狙ってたってのが分かったんで。それなら『敵』なわけで、別に気に掛けること無いなぁ……と」
「ドライだなぁ……まあ、そんなら私ら先輩組が全力で支えたるから、頑張って“八尺様”倒そうぜぃ」
「はい、よろしくお願いします」
方針決定後に吉継と交わした会話を思い返しながら、潮は深夜の山中を歩いていた。彼女の足元では小さな松明を掲げた30㎝程度の“コロポックル”が先導しており、その周囲にも大小様々なサイズの個体が護衛のように控えている。
「お仕事の一環とはいえ、器物損壊は罪悪感あるよなぁ……しかも道祖神。罰当たりだよねぇ?」
コロポックルたちに問いかけるが、彼らは首を傾げて歩き続けるだけだ。
三人の作戦は、次のようなものだった。
まず、王蕗を中心としたコロポックル部隊と潮を中心とした別働コロポックル部隊が、道祖神のうち『2か所』を破壊することで、結界に穴を開ける。その穴から侵入した“八尺様”は幼少からの『標的』である吉継が囮となって引き付け、二人と合流の後、討伐に取り掛かる。
「ねぇ“コロポックル”くんたち、移動の仕込みは済ませてあるんだっけ?」
隣を歩いていた160㎝程度の“コロポックル”が頷く。王蕗の略霊能力が産み出すフキの傘の下から現れた個体だ。
「へぇ、器用だねぇ……」
先導する“コロポックル”が立ち止まると、苔むした崩れかけの古い道祖神が松明に照らされた。
「おぅ……それじゃ、時間が来たら叩き割れば良いんだよね」
対怪異汎用近接武装“霊凛”を竹刀袋から取り出し、スマートフォンで時間を確認する。破壊タイミングは、0時ジャスト。
「残り1分…………30……」
残りが20秒を切ったところで、竹刀を振り上げた態勢で停止する。
「…………ぜろっ!」
【ダイダラボッチ】異聞能力による怪力と“霊凛”の機能である刀身強化が重なり、石塊を粉砕した。
「よしっ、こっちは破壊完了! 移動だよ!」
“コロポックル”達は力強く頷くと、木々の間に隠していたトレビュシェットのような装置の下に潮を導いた。
「ははっ、なるほど人間投石器! 良いよ、思いっきりお願い!」
潮が飛び乗ると、根元に待機していた個体が留め縄を叩き切った。
毎日こいつの あとをつけても
かなり意味がない
ぼくだってわかってるけど
あきらめきれず 今日も寝床まで
ついてきてしまった
毎日ぼくを つけ狙うように
ジロリ見てるのは
ぼくだってわかってるけど
ふりはらえず 今日も寝床まで
ついてこられてしまった
2人で眠ろう 朝が来るまで
2人で眠ろう 朝が来たら
意味がないってわかってるけど
出ていかないってわかってるから
揉めごとばっかりだ