誰かを愛おしくなる季節。
誰かが愛おしくて仕方なくなる日。
そんなときに私を温めてくれる音。
真っ黒な空に彩やかなイルミネーション
いつもより賑わう街並み
道往く人々が手を取り合い
それぞれの道へと歩んでいく
笑顔を繕う私と正反対の世界
もしあの綺麗に見えるイルミネーションが寂しさを隠しているのだとしたら
この世界で私以外の誰が信じようか
辛いのは私だけじゃない
そんなこと解ってはいるけど
大丈夫だよ安心してって言ってくれる青リンゴの妖精が
だいすきだ。
もう見えます私にはもう見えます
クリスマスの私
もう見えます私にはもう見えます
嬉しくて飛び跳ねている私
もう見えます私にはもう見えます
ミセスからのプレゼントをかかえている私
もう見えます私にはもう見えます
という夢をみている私の姿
見栄張って休みを取ったクリスマス予定が無くて家族と過した去年の私。「今年こそは」と思ったがやっぱり私は友達と夜行バスに揺られるらしい。そんな私の寂しさは彼らが埋めて早3年。家族や友達と同じくらい支えてくれる音楽の存在。とりあえずメリークリスマス。
子供の頃、寒くなってくると待ち遠しかった12月25日の朝。
今年は何をサンタさんにお願いしようかな?楽しみで仕方なかった。
大人になるとプレゼントは貰えないけど、また違った楽しみ方ができた。
来年甥っ子が生まれる。来年のクリスマスには何をあげようかな??
お父さん、お母さんにも何かあげたいな。
家族から貰った沢山の"モノ"を、感謝の気持ちを持って色んな形で返していきたいな。
街が幸せに包まれるクリスマス。
瞳に写るのはイルミネーションの数々。
人の心も綺麗で輝いたものであればよかったのに。、なんて考えてしまう。
残念なことに、人の心は輝いてだけではいられない。苦しみ、憎しみによって汚れることになってしまう。
でも、綺麗でありたい。
…苦しい。
ヘッドホンで耳を塞ぐ。
周りの音を消すように、曲が流れる。
「知らない誰かにも嫌われたくなんかないと思ったのはいつからだろう」
「繕うのなんかは朝飯前」
そんな言葉が耳に入る。
私を歌ってるように思えた。
図星だった。聴くのが辛かった。
だけど、私に答えを教えてくれる。
繕うのはやめよう。
私は、「私」でいよう。
人の喜び。苦しみ。憎しみ。悲しみ。
様々な感情。
心の、輝き。そして、汚れ。
それも含めて、人を好きになれたら。
自分を好きになれたら。
私自身が、変われたら。
前を向く。
次の曲に変わる。
「「灯りを点けるよ」
キミに笑って欲しいが為に」
どうして、
どうして私の気持ちは伝わらなかったのかな。
私はずっと好きだった。
いつも、そばにいてくれて辛い時寄り添ってくれる。私が欲しい言葉をくれるあなた。
私はいつもあなたを見てた。
だけどあなたの瞳に私は映らない。
映ってほしい、映りたいだけど、あなたの瞳にはあの子が映ってる。
こんな寒い冬、いつかあなたと帰った帰り道を1人で歩いてる。"私"を聴きながら。
クリスマス
ひろぱとたかしは
なにをする
わたしはもちろんくりぼっち
クリスマスの予定が決まった。
部活のクリスマスコンサート
数Bの冬季課外
担任と二者面談
そしてミセス先生のライブ映像。
ねぇ、温かいスープを飲みたいよおおおおおお(ヤケクソ)