私の友達は前々から音楽を聞くためにお金を払う意味が分からない、だからライブにも興味がないと言っていたのですが、最近その子は少し辛い経験をして、そのときにSUPERBEAVERの曲が支えになったみたいです
ビーバー先生こんばんは。
先日一人息子が大学院を卒業しました。卒業式に参列した後少しセンチメンタルな気分になったので笑って子育てに一区切りつけようと渋谷さんもお好きな落語を聞きに行くことにしました。場所は京都のど真ん中、京極は「かねよ寄席」です。自分は落語初心者ですが常連さん達が温かく迎えてくれて一緒に鰻丼を食べ腹を抱えて大笑いのひとときを過ごしました。
さて翌日息子は新天地へ、私は自宅へ戻るため京都駅でお互い見送った時のことです。息子は一人暮らしを6年経験したのでもう大丈夫と思っていたら、改札で突然ポロポロと涙をこぼしはじめました。想定外のことに驚いて私まで思わず目を潤ませる始末。
それは24才の一人前の大人ではなく、まるで公園の砂場に小さく佇む2才の頃の息子を彷彿とさせました。そういえばこの子はとても繊細な子でした。
新幹線に乗ってから、何か息子へ励ましの言葉をかけてあげたくなり咄嗟にSUPER BEAVERの「ロマン」が脳裏をよぎりました。大急ぎで歌詞をLINEで息子へ送った後改めてじっくり見直したら「なんでヤナギさんはこんなにいい詞を書くのぉ〜」と今度は私のほうが大粒の涙に。見事なまでのオーバーラップです。
リーダーもヒロくんも花粉症だと話していたので、お隣のお嬢さん、どうか私のことは「相当ヒドイ花粉症なんだろうな」とそっと見守ってほしいと心の底から願ってしまいました。
やがて限界を超えた鼻水が垂れ下がってようやく我に返ったのはなんと名古屋駅を過ぎたあたりでした。
あれから数日経ちますがどんな言葉をかけてあげたら正解だったのかなとふと思います。
みなさんはご実家から独立した時どんなお気持ちでしたか?ご経験をぜひ聞かせてください。