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桃太郎

むかーしむかし、あるところに、お爺さんとお婆さんがいました。お爺さんはレベル9で、お婆さんはレベル7で、レンジャー技能を修得しています。また、お婆さんはセージ技能もレベル5で習得しています。ある日、お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。
お婆さんが川で洗濯していると……。
知力が24くらいあるお婆さんは、川上からどんぶらこどんぶらこと大きな何かが流れてくる音に気付けました。どうやらそれは、一抱えもある巨大な桃の実のようです。
お婆さんは大変に興味を持ちましたが、川から流れて来た果実、虫が湧いていたり腐っていたりするかもしれません。悩んだ末に、お婆さんは一つのさいころを懐から取り出しました。
……さいころの出目は4。偶数だったので、拾わずに流れていくままに任せました。

……結局、桃太郎は生まれず、鬼たちは順調に侵攻を進めましたが、お爺さんとお婆さんは完全な自給自足のシステムを確立していたので、何も気づかず、二人仲良く余生を過ごしましたとさ。
めでたしめでたし。

  • 実際にダイス振りながら書いた。
  • 聞き耳判定の出目は3,4の7でした。
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