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太陽

貴方は太陽。
周りを明るく照らし輝かせ、
自分自身を眩しく目が眩むほど輝かせる。
照らされた周りをかき消すかのように。
天性の才能。生まれ持ってした“特別”な人。
そんなあなたに憧れ焦がれて私はこの世界へと
小さな一歩を踏み込んだ。

貴方に近づきたくて、なりたくて。
徹底的に真似っ子をする。
それなのに、それなのに…
あの時の貴方のことは忘れない。
初めて会ったあの時。
いつも見ている貴方とまるで別人で。
本音を隠しているような。
わからなかった。
わからなかったからたくさん“勉強”した。
貴方を理解するために。
たくさんたくさんたくさん…
今なら少しわかる。あなたの気持ちが。
「怖かった」…違う?
少しは貴方を理解できたのかな。
少しでもわかってあげられたのかな…

今私は貴方と並んでいる。
貴方を目指して登ってきたこの世界の頂点への道中で。
お互い競い合い、切磋琢磨しながら。
貴方を頂点として登ってきたはずだったのに。
隣に並んで見えてきた。
貴方は強く振る舞っているだけで、
本当は弱いってこと。
そんな貴方をみていると
少し安心する。自分に近い存在なのだと。

今日も私は貴方と競い合う。
決着のつかない戦い。
それでもあの日あの頃目指していた貴方を
近くで支え、支えられること。
どんなにも嬉しいこと。
いつまでも続けばいいと思っている

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敬い

『私はあの子の引き立て役なんだ』
そう言って聞かせる
黒く呑まれる自分自身へ

『あの子は一番星』
暗く染まったなかで一番輝き目立つ
そして眩しさで周りを眩ませる
周りが見えなくなるほどに

「正しい」も「間違い」も無い
「輝き」だけが道標のこの世界で
彼女は一番輝き目立つ
ほかのどんな星にも負けない
特別な「輝き」を放って

私は彼女を嫌わない 嫌えない
敬い崇める それが私の使命
誰も敵いやしない彼女を崇め奉る
「ほんとは嫌いなんでしょ?」
「羨ましいんでしょ?」
そんな訳がない
彼女は究極で完璧なのだから
誰も妬みやしない
妬んだとて勝ち目はない
それを分かっている

私は彼女の輝きを分けてもらって生きている
彼女なしには生きていけない
だから私は彼女を崇め続ける
どんな地の果てまで行こうとも
天に昇ってでも
私は彼女についていく
それが私の使命
私の生き甲斐なのだ