温もりや、優しさが 変わらないことを望むかい。 僕は言えない。僕は言えない。 大した いきものだ。 マグの湯気も、落ち着くのだ。
それを隠すなよ。大人。 それを示せよ。わたし。 空腹を、熱い珈琲で馴染ませる うみにふかく長い時間いたようだ 人間的とはなにか、教えてくれる、此処のことしばらく忘れてたよ、 ひとつ、ひとつまわりまわって出会うのさ。
まわれば、ぼくらまた出会えるよ。
98という数字が好き 100より少し足りないぐらいが丁度いい 好きな数字が人を表すなら きっと私は少し足りないんだろうな
何故人は泣いてる人に笑えと言うんだい? 笑ってることはそんなに幸せなことかい? 笑ってれば悲しみが消えると思っているのかい? いい加減気がついたらどうなのだ、それが自分の押し付けであることに。涙を流すことは、とても勇気があって、とても信頼があって、とても大切なことなのに……。 泣いてる人を笑わせるのは誰の仕事でも役割でもないんだよ、ほんとのほんとは泣かせてあげることの方が何十倍も何百倍も優しさなんだから、なんて。
だれかの声、聴こえて。 僕、空を見上げた。 ちょうどあの辺まで歩くのさ。 ちょっとそこまで歩くのさ。 泣かないようにがんばるなよ。 泣いても顔晴れよ。 海の底を知っても、戻ってこいよ。 (そこそこがんばってます。歩むことに熱中してます。)
こすもが 学校にきました!
自由な言葉を言っては駄目か。 腐った大人に振り回されて、腐った社会を腐って生きる。 夢を見ようぜ、なんて言えない。 世界は広いぜ、なんて言わない。 夢を見たいなら見ればいい。 どこかに行きたいなら行けばいい。 だけどどこも腐ってるから。新しい空気は自分でつくれ。
まばら、せかい。ばらばら、世界。生き物は 知らない時のなかで 変わりゆく。生き物として。知る生き物として。 ひとつ、大きなまるを描いて。なんだか何処かの星みたいだなって笑ってやるよ。
これといった寂しさは感じないけれど、綺麗な海を前に私はなにを見ているのか分からない。なにを考えているのか分からない。ただひとつ、欲しいもの。焼けた頬に、よく弾む恋。景色によく映える紅を眺めるとぼんやりとした。