冬が来た 花に置いていかれた葉は 身を揺することさえできずにいる 綺麗な色だろって 棺を満たした紅に あの人の魂を託した 嗚呼 冬が来た 眞白のあの人を見上げる 眞黒の僕にも 凍みつくような冬が来た
2のつく数字はとくべつな気がした。 生まれた日付だけで仲間入りできる「大人」なんてきっと嘘っぱちだけれど、いつか一緒にお酒を呑もうって台詞はちょっとだけ素敵かな。 五年と云う時の隔たりについて考えることは、きみとぼくとの距離を計ることではなくて、ぼくらは此処でこうして共に詩を綴る。 一足先に二十代になったぼくは、この五年間なにを創り出しただろうか、なんて考えては淋しく首を振るのだけれど。 はじめまして、よろしくね。なんて (あなたのハタチに寄せて)
必要以上に真っ白な部屋で所在なく立ったまま、何処かで点滅する正弦波を聞きながら 赤と黄色の不毛な追いかけっこを眺めてる。 変わっていく数字だけが偉そうなこの建物は、清潔なだけでとても冷たく、忙(せわ)しいだけでなにも美しくないと思う。 あの夏の日からこの冬の夜まで、優しかったあなたの人生がこんなにもあっけなく揺らいでいることを 少しでも美しいことばで飾ろうと壁に凭れることしかぼくにはできなくて、二十五年分の恩についてただ考えていた。 (病院のモニター装置ってほんとに残酷…)
応援しているから頑張っておいで、と云うことばは優しいようでとても残酷に思えるから きっとうまくいくよ!と無責任に請け合ってみよう。 将来とはきっと、諦めなかったことの積み重ねだからきっと 明日はきみのための日。
応援しているから頑張っておいで、と云うことばは優しいようでとても残酷に思えるから きっとうまくいくよ!と無責任に請け合ってみよう。 将来とはきっと諦めなかったことの積み重ねだからきっと、明日はきみのための日。 (しずくさん、行ってらっしゃい)
ずっと大人の目を見て成長してきた。 呼吸がどんどんできなくなった。 『良い子』になることをやめた。 『頑張る事』を少しやめてみた。 少しだけ呼吸がしやすい世の中になった。
受験、がんばります! 絶対第一志望合格します!! 合格したらまた戻ってきます。 だから、その時まで。 いってきます。
美しさの意味をいつもさがしていた。 ただ美しさだけでできたとうめいな光の結晶、 それとも真っ暗闇の宝石箱… この世に完璧な美しさなんて存在しないって誰かが云ったけど、そんな筈はないよね。 たった一枚のルーズリーフにだって芸術は宿るんだって信じてる。
「今日もこの気持ちをポエムにしよう」 そう思ってノートに書こうと思ったけど 何も浮かばない。 でも気づいた。 先輩へのこの気持ちは 文字には表せないほどだって。
小春、と云うことばを思いついた日はいつも暦について考える。 辞書にだって載っていない今日、一枚のネルとパーカーに包まれて日を浴びたことを思い返しながら温い湯に浸かってる …おやすみ。