あなたのことが好きでしたと云うことばが過去のものになる時のことを考えないようにして生きていた 昨日も今日も 写真に焼き付けて定期入れに飾れる恋なんてきっと嘘っぱちだとか 強がってるぼくは案外と惚れっぽくて ほら、また雲の浮かんだ空にカメラを向けている 恋と愛の違いを教えて。
寒くても ねこの温もり 癒される ねこと寝てたら 朝起きられず
もし世界がロボットだらけになっちゃったら 誰も働かなくてよくなって 計算もしてくれるし めんどくさいことも汚いことも 何もかもしてくれるよ あぁ。 でも 内緒ねってくれる嬉しいオマケも 誰かと競う悔しさもなくなって 優しかったあの子の笑い顔も 何もかも見れなくなるよ もし世界がロボットだらけになっちゃったら きっとそれは幸せと不幸せの重なりあい
喉が痛くなって 久しぶりに 喉が痛くない日常の有り難みに気付いた わたしに風邪をうつした君は もうすっかり元気になって ほら、言ったとおりだって けたけた笑ってるんでしょう? 君に会えば、 うつされることは容易に予測できたのに 小さな端末の画面の向こう 君の気持ちだけが 分からないまま 熱っぽいのは 脈が少し早いのは きっと君の風邪のせい
笑顔に優る 化粧なし
名前があるから私なのか 私がいるから名前があるのか もし私の記憶が無くなって 私の身体だけ残ってしまったら それは私なのだろうか その身体に 私じゃない名前がつけられたなら もう私じゃなくなるのだろうか 名前が無くとも 記憶が無くとも 私だ。 なんて言いきれやしない
昨日 鍋の 豆腐 で焼 いた 舌に 今朝 珈琲 が沁 みて おは よう。
…とても眠れそうもない(ほんとうに夜なのだろうか) 立てきった雨戸の向こうに眩しい陽が傾いているような気がする。 …とても静かだ。 時折羽音だけを聴かせるアカイエカの姿は暗い部屋の隅に隠れたまま、ただ天井と壁だけがある。 枕許に積み上げられた文庫本を探ってはスタンドの灯を絞り、とうに飽きるほど読んだはずの活字をまた追っている。 悲劇、悲劇、悲劇。 おやすみとおはようの違いを教えて。土曜日と日曜日の差を聞かせて。音楽も文学も演芸も眠りについて、ただ真っ暗な部屋。
じっ と、 黙ったまま 色とりどりの衣を変えて ゆっくりと陽が降りていく 西のありかをぼんやりと追って 今日と云う日を遡ってみた 夕暮れのこと。
カフェラテとカプチーノの違いについてぼんやりと考えながら触れた釦が指先で光りだすと、小さなコーヒーカップが満たされるのをじっと見ていた (さいきんブラックじゃないコーヒーが呑めるようになりました)