金平糖を放り投げるよ 君に当たって星を散らすといい ハートマークをつけるよ あなたのこと きっと何ひとつ知らないけど あなたのことばはとても素敵だよ 胸を張っていてよ 胸を張っていいよ 一つになってしまうくらいなら いっそ独りぼっちのほうがマシだろ 金平糖を放り投げるよ 闇雲の下に星を降らすといい
つんと、鼻をつくような淋しい夜。 瞬きの隙間は、 いつの間にか涙でいっぱいになる。 今日は何があったっけ。 点滅し始めた信号機、 前髪を揺らした冷たい風、 久しぶりに作った焼きそばと、 好きだと思った曲の歌詞。 淋しがりやは柄じゃないけど、 今日だけ、今日だけ。 涙くん、サヨナラなんて 上手に手は振れやしないけど、 今日だけ、今日だけ。 ちょっぴり泣かせて。
夢を観て、悪い夢を観て 目を醒ましたのは 果たして今朝のことか それとも昨夜か、一昨日だつたか それさへも思ひ出されず ぼくはまた、重たい掛け布団の下で微睡みながら また早起きの明日の朝を夢に観ては 首を振り 首を振り えも云われぬ違和感に顎を浸しては またぬるい微睡みに沈んでゆくのだ きつとこの世界は、 ぼくの儚い夢に過ぎぬのかと また首を振り 首を振り 確かなものは ただ 手頸に波打つ己の脈だけなのか それさへもおぼつかぬ手つきで そっと息を吐(つ)くのだ
君の涙が透明にした、 花びらが揺れる 言葉にしたら溶けそうで 触れたら壊れそうな 何色にも染まれない 夢の中で生きる僕らと いつか君に聞いた あの花の名前。
あの可愛い兎は そう易々と罠には掛からないので そういうところもすきだ 僕が罠に仕掛けた人参だけ 器用に食べておくれ
貴方が弾いたベースギターの 指遣いに見惚れてた 知らない間に積み上がった心の 温かいような 寂しいような 幸せなような もの瓶に詰めた 貴方が失くした ピックを 手のひらに乗せている チョコレートなんて贈れない (お久しぶりです!今年、初書き込みです…。少々、良い言葉が浮かばない時期でした。また、よろしくお願い致します!)
きらきら光るアスファルト いつも通り回る自転車の車輪 口の中で一つ、チョコレートが溶けて 冷えた耳たぶを温めていく ついさっき嘘をついた唇を きゅっと結び直して 耳の中で鳴るロックなラブソングに 心を預けてみても 夜風はまだ 全てを攫っていってはくれない
隠し味は大匙の涙 塩チョコに塩キャラメル 最近の流行りでしょ? 力任せに泡立てた卵白へ 小麦粉とココアを流し込んで 灼熱地獄のオーブンの中 泡立っていくのを眺めてる ぺちゃんこの消し炭に 笑いの止め方が分からなくなった頃 妙な節で叩かれたドアの先 頰を腫らした君が お腹空いたと宣った 苦味が効いてて良いね なんて 暢気に きゃらきゃら笑うから 涙味だよバーカって 言葉を留めて 今度こそ 君が大好きで大好きな 甘ったるいガトーショコラを
やっと、それでも。 チョコレートをあなたに 君のこと、幸せにするよ。
心地良い声が、 鼓膜を揺らす午前2時。 私の想いは今日も、 寝息に溶けてゆくのでしょう。 夜の色が濃くなっていくと 世界に私とあなたの2人だけの様な気がして、 言ってはいけない事まで 口走ってしまいそうになるから、 その世界に「おやすみ」で蓋をして、 そうして眠りにつくのです。 ((春が近づくと、恋愛ものを書きたくなる癖があります。笑))