してくれないのなら 返事はしませんって返事してよ。
あけすけな嘘で君の朝を盗んで 銀色カマキリの間、僕らゆこう 駅の数だけ離れてく「いつも」から 君の涙を取り戻しにきたんだよ
おはようが白くうかんできえた朝 日陰がきっぱりと凍りついたまま 足音も吐息もひんやり吸い込んだ ほんとうに、冬だ。 心待ちにはされず、募られもせず ある朝おもてに佇んでいた 冬がもう居座って帰らない 冬がもう始まって終わらない
夢で見た子が綺麗だった 顔は覚えてないけど綺麗だった いつかどこかであったのかはわからないけれど また会いたくなった
退屈の 予定の分だけ あと2つ キーボードに並べるミルキー
車を駐めるような感覚で わたしの感情を一時的に 置いといてくれないかな そんな場所があるならば 世界はもっと優しくなる
並んだコーヒー 2つ 交差点に浮かべたまま かがやきつづけて 君が消えない
ギリギリの砂浜色したこの街で 僕の袖をつかんでよ かかとの右を踏んづけてよ
もっと楽しいことしよ 面倒なことなんかほっといてさ もっと笑いあおうよ バカなことしまくってさ もっと泣きあおうよ 僕のこと信じてよ 君の大丈夫は大丈夫じゃないって知ってるからさ
推しのブロマイドが4枚買える値段で 3×4cm、 目に光のないわたしの写真が増えていく