あの日の夕焼けが、 わたしの目を覆う
自販機にわたしをなぐさめてくれる言葉がひとつもない時、哀しみと引換にいただいた小銭はどうしようもない雨にうたれます。 「あったかい」 を選んだはずの110円の予言者による自動音声--- 「あなたに会えなかったことだけを描きしるす日記が、これから、わたしがある日を過ごした分だけ積み重なるよ。」 ---が流れた後、光る赤色のランプは7777。 だからあしたも、君がいない金曜日。 君がいてほしい金曜日。
か くけこ ま むめも ぎぐげご あ うえお にぬねの あ うえお さし せそ あ うえお や ゆ あい えお ば ぶべぼ
君がいてほしい火曜日
君がいてほしい月曜日
みんないじめる。 私をいじめる。 でも私が狙われないと他の人が狙われる。 そうやって生きてきたから フラッシュバックなんかするんだね
あなたのことを好きになろうとして、 お気に入りのカレンダーとか 置いてみたり。 こまめに掃除してみたり あちこち探検してみたりしていますが、 でもまだ全然……昨年度のことを思い出して泣くような帰り道と一緒にいます。
あなたに会いたくて、 こんな日々も進んでいけているけどさ あなたがわたしのこと これっぽっちも待ってなかったらどうしよう
大切に梱包したら「思い出」みたいだ!! 違う、忘れたくもないし失くしたくもない 現在進行形で あなたにこんなにも会いたい
このろくでもない世界で ぼくをこの世界に括り付けてくれているあの子はきっと それだけで偉大