身体中の神経が逆立っていくように、あなたを彩るすべてのものが私を魅了する。何気ない日々の色も、あなたのフィルターを通すと、見たこともない美しい色に変わる。生きてて良かったって、自然に口から溢れる幸せを、私は抱きしめていたい。 *なぜだか今日はしあわせな詩が浮かびました。普段はあきれるくらい寂しい詩なんですけどね*
ノートの隅に描いた理想的な未来は、空を裂いて星の一部となった。ガラス細工のような繊細な美しさは、輝きは、あの星とひどく似ていて、時々たまらなく壊したくなった。 美しかった思い出、なんて割り切れない衝動が今日も心を駆け抜ける。
わかっている。やらなければいけないこと、やったほうがいいこと。頭ではすべてわかっている。なのに体が動かない。笑いたいのに笑えない。お礼を言いたいのに言えない。今日も教室は、ひどく蒸し暑い。
伸びた影をそっと抱きしめた。何度も追いかけて、わざと追いつかないで、何度も何度も怒らせた。いろんなあなたが見たかった。 大人になったフリをして、何度もあなたを困らせた。本当はあなたのことしか見えていなくて、大人なあなたに追いつきたかっただけなのに、気づけばいつも泣かせてた。 今なら全てわかるのに。あなたを遊ぶフリをして、本当はボクが遊ばれて。やっと進める戻るボクのそばに、君の姿はもういない。
朝を待つ鳥の声は、静寂の中にも芯のある雄叫び。紛らわしい世の中には、誰よりも無欲であること。圧倒的な感動は、あえて口を開かずに。 さりげない別れの合図(サイン)は、目線を通じてやわらかく。何気ない日々の幸せは、小さな声でハッキリと。 伝える方法はいくらだってある。届けな ければいけない情報は山のようにある。
豪雨のなかを走っていた私は妙に非現実的で、足元にはねる雨水は私を現実に引き戻した。 確かにここにいるという一番いらない情報を突きつけるように。 いつの間にか心に住みついていた想いは、きっと伝えてはいけない。 私はあなたをこれ以上、知ってはいけない。きっと。
カーテンの隙間から、夏の情熱が漏れる。ドロッとした想いは、氷で冷やして飲み干してしまいたい。ベタッとした肌の感触は、貴方をより感じるから意外とすき。何気ない夏の一日は、私をいつも少しだけ開放的にしてくれる。
不確かなものに、私は恋焦がれる。確実な一歩より、大胆な三歩に惹かれてしまうんだ。並べて壊して、また並べて。そんな幼稚的な生き方も、たまには悪くないかも。
失くして泪するものをポケットに入れてはいけないのなら、 淋しがりのぼくはいつだってひとりぼっち。 失くすこともできない男だね。 ショットグラスのスコッチが笑ってる、 泪も流せないのは所詮それなりの男だって。 ゼロみたいなひとつめ、今日歩き出した。 【いろいろ迷った挙げ句、ちゃんと使えた名前。せっかくなので大事にしなくっちゃ。初めまして、ポエムの黒板。】
僕の眼に届いた、コバルトブルーの君。 宙にちることなく、僕の手のなかに舞いおちた、君のこえ。 色付いたあの頃に戻って、コバルト色に僕はもう一度、染まったのだ。 懐かしい薫りを こころに焼きつけたら、ぼくらまた、ぼくらになれるはずさ。 ことばと踊ろうよ、夜明けまで。 (アプリコットの君へ。ありがとう。…届くかな。。 さてさて。改めまして、はじめぼしです。ハジメ、と呼ばれています。これからもよろしくお願いします。)
まだしっくり来ないけれど、いずれは慣れるのかなと思っています。はじめましてじゃないけれど、はじめまして。これからもよろしくお願いします。