傷つくくらいなら 想い出なんかいらない あの時とは違う あなたの目 忘れられたのか、幻だったのか
言いたい想いは沢山あって だけどいざ目の前にすると足が竦む あんなに会いたかったはずなのに 帰り道、大好きな音楽を聴きながら 冬に近づいていく街並みに少し寂しさを感じて こんな時隣にいてくれたらどんなにいいだろう どんなに幸せなんだろう
本当は期待なんかしちゃダメだったんだ 離れたことが分かった瞬間に あなたへの想いの灯火を消さなければならなかったんだ それなのに待ってしまった 愛されたいと思ってしまった あの時目が合ってしまったことから始まった、 絶対に届くことのない、届けてはいけない 片想い
秋めいた風 電車のホームから見える海 いつも退屈な電車の中から見てた何気ない景色を目の前に、私は思わず降りて その景色にのみこまれてしまった たまにはいいよね
自分のことは、話さない。 人には話させて。 自分のことは、認めない。 人のことは丸ばつはっきりさせるけど。 自分のことは、見せない。 人のことは見てるけど。 一生、こうやって大事なことは 何一つ言えず、 伝えたいことは 何一つ伝わらず、 拠り所も寄り添うことも 不器用を言い訳に 独りで生きていくんだろうね。 泣きたい夜と 笑えない昼の 真ん中で。
わたしの心に火を灯しあなたは居なくなった 旅人になったあなたを わたしはいつまで待てるだろうか きっとあの時の言葉も仕草も何もかも 思い出してはくれないんでしょう もうすぐ春なのに わたしは また ひとり
何も始まらない、だけど終わりもしない同じような毎日がなんだか少しだけ疲れてきて 焦りからか不安からなのか 失敗することも多くなって嫌になる 他人の目を気にしては自分を隠してきた それでも同じようなことを思ってる人は多分いて それだけでも救われる気がした 難しい言葉なんて知らない、誰かを守る暖かい言葉もかけれない だから誰も気が付かないような場所でひとり泣くしかないのさ
秋が来ると思い出し、冬がくると忘れる そういえばあの時こんな会話したとか この時こんな気持ちだったなとか 寂しくて今でもちゃんと想い出すよ 思い出して少し傷ついてみたりして でもいくら思い出してもあの時と同じ気持ちを感じる事が出来なくて あれから大人になったけど、どれだけ着飾ってみてもココロは空っぽのまま また忘れてしまう時期がくる まるで金木犀みたい
あれこれ難しく考えすぎたかな うまく笑えてるかな 誰かを傷つけてしまってないかな 今日は雨なのに帰り道ラベンダーの香りがしたな 明日は君に会えるかな 私は‥ここにいてもいいですか
朝から雨だって 満員バスに揺られ急ブレーキにあう なんてついてないや そんな日でも朝から君に会えたらいいななんて思ってしまう だけどどんなにおめかししたって君の目にとまるわけでもないだろう だったらちっぽけなことで悩んでいる私を笑い飛ばしておくれ そうすれば今夜、夢の中でなら馬鹿みたいに踊れる気がするよ