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とーやま校長に聞いておきたいこと

とーやま校長、そして職員のみなさん、キズナ感謝祭お疲れ様でした。本当なら幕張メッセで校長に会いたかったですが、YouTubeで、楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。
伝えたいこと、沢山あるけれど、今日はひとつ、聞いておきたいことを校長に教えて貰いにきました。
それは、大人として歩んでいく日々のことです。
僕は4月から大学4年生になります。学生最後の1年です。この学校の10代のみなさんよりも少し年上、もう社会人として生きていてもおかしくない年齢です。でもそれが無性に怖くなる時があります。学生生活のなかで味わう仲間との喜び、その仲間たちとの別れの悲しみ、壁にぶつかったときの苦悩、誰かと、或いは自分自身と分かり合えない苦しみ…。プラスの感情もマイナスの感情も、時々溢れんばかりになって、自分が飲み込まれそうになります。そんなとき、大人として生きていく人生で、どうやって自分をコントロールしていけばいいんでしょうか?どうやって、これから先ともに生きていく人達と向き合っていくべきなんでしょうか?
たくさんの10代の生徒が目にする掲示板でこんなことを書くのも恥ずかしいですが、まだ未来の鍵を掴みきれていない僕に、どうか教えてください。

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もう一歩前に進もう

震災から8年が経ち、当時小学6年生だった自分は20歳になりました。1月に成人式を迎え地元埼玉でめでたく新成人となることが出来ました。同じように、当時東北の被災地に暮らしていたみんなも成人を迎えたのではないかなと思います。復興が少なからず進んだ故郷で成人式を迎えた方も、もしくは帰れないから、別の場所で成人式を迎えた方もいるかもしれません。でも、あの時命を失わず、いろんな人に支えられながら大人になれたこと、これに感謝しなければならないかなと思います。
当時、小学生だった自分にも本当に衝撃的だった出来事ですから、被災地で暮らしていた皆さんはもっと恐ろしく、どうしようもない気持ちだったのではないかなと思います。でも、8年という時間が経ち、大人になった僕達は、これからも前に進んでいかなくちゃいけませんね。東北に住まない生徒のみなさんだって、こうして思いを共有できるのなら、災害大国である日本をこれからともに生きて作っていかなくちゃいけません。今日の放送を聴いて間違いなく復興は進んでいると思えました。これから先、自分たちが味わった苦しみや悲しみを次の世代にできるだけ少なくしてあげたい、そんな未来をともに作れる仲間がここにはいるのかなと思います。
毎日一生懸命生きていきましょう。自分たちが進んでいく道の中で何ができるか少しずつ考えられたらなと思います。