泣く夜の 隣に君がいればと 何回思ったことか
生まれて初めての奇跡は 君だった
僕が僕で 僕は僕と 僕に僕を
掴め 恋
爪磨きで 爪を削るような生き方
独り言が 部屋の闇に漂う 口から出ては耳に帰ってきて
君の手で 僕の耳を塞いで 世界は 君に埋まる
僕は たぶん、この先 君を思い出しては 泣くのだろう
なんてことない日常の 間に挟まって 猫のフリして 今日も終わる
どうして 僕は こんな