言葉を手放したら終わりだよ 他に何もないくせに
学校と、社会と、家族と。 弾かれてきた現在だから、帰る場所はどこにもなくて。 安心と、安全と、穏やかな日々を。 望むことさえ、重い罪なら。 熱ではない温かさに、包まれずとも、触れることさえ、できないなら。 未来へ伸びる足下さえ、断ち切られてしまうなら。 もう、いいかなぁ。なんて。
生きてるだけですごいよねって、 そんなの誰も願っちゃいないよ。 生まれてから、ずっとこのまま。 いつになったら離してくれるの。 どうせ死んでも離しはしないよ。 死んでからも、ずっとこのまま。 (一応受験生。こんな状態で勉強できるわけない、というのは言い訳だけど)
クリスチャンではないくせに、願いをひとつ願ったからか。 今日も怒鳴られ壊されている。 私の身体、生きているのか。 私の心、どこへ行ったの。
少なくとも、今は生きている。それまでは、生きていた。それでいいじゃない。 いつ死んだっていいじゃない。それまで無理矢理生きたんだから。もう十分耐えたんだから。 そう思わないと息もできない人生です。僕は。 わからない?それでいいよ。 わかってほしいと思わないから。 (生まれつきの被虐って普通の人は生まれ変わらなきゃわからないんだろうなと最近気づいた。だから伝わらないんだ。納得)
他の子らと同じように、何にも脅かされない日々を。 胸いっぱいに呼吸できる日を。 (一人が好きなわけではなくて)
「今日、私、家に一人なの」 一瞬の平和を抱きしめて、明日からまた地獄を生きる。
他人の重荷に触れて、自分まで潰れる馬鹿だけど。すぐに心が溢れるけれど。 誰かが困っているのなら、心くらいは渡したい。 私、馬鹿だから。心はいくらでも立ち上がるから。 しんどいからこそ、手を取り合いたい。
私は異性愛者ではない。 私はシスジェンダーではない。 私は健常者ではない。 それだけのことで異常と言われ、殺され得る世界だけれど。 私は私として生きている。 誰かが認めなくとも、私たちは存在している。 私たちの声を殺すことは誰にもできない。 今も昔もこれからも。 (最近、少数派や社会的弱者への抑圧と排除が目と耳によく入ってくる。感情もなくなるくらいだけれど、自分を守ることと、誰かを死へ押させないために抵抗の声は持っていたい。)
僕が誰を好きになるのかで、君に迷惑をかけたかい? 僕が誰を好きになるのかを、君が全て決めるのかい? 君が好きになる人を、僕がおかしいと言ったかい? 君が好きになる人を、僕が決めていいのかい? そういうことを言っている。 僕は人間。君も人間。 人が人を好きになることの、何が異常かわからない。 (付け足すと、性的指向を持っても持たなくても決めなくてもいいと思うよ。)