涙の理由
3月7日に僕は故郷を離れ、京都の地に降りました。その旅立ち見送りしてくれた親友たちとの別れに、電車の中で涙が止まらなくなってしまいました。早めの引っ越しだったためその分つらかったのかもしれませんが、それ以上に親友の存在の大きさが一番の涙の理由だったのかな、と思いました。僕の高校生活は楽しかった、というよりもつらかったことの方が多くて、精神的につらいときが何度もありました。そんな時に助けてくれたのが彼らでした。マジメに話を聞いてくれる。夏休みや冬休みに集まって飯食ってしゃべってバカ笑いしたり。その時間が僕にとって何よりも大切な時間でした。決して僕は友達が多い方ではありませんが、ここまで仲がよく、マジメで、バカで、自分を頼ってくれて、応援してくれる、最高な友がいて僕はホントに幸せものだと思います。そんな人たちと離れ離れになってしまったとき、涙が止まりませんでした。その時気づきました。僕がこうして自分に自信をもって前に進めたのは、彼らのおかげだったのだと。だから僕は必ず夢を叶えて、彼らを助けられる程の力をもって、また会いたいと思いました。