一生忘れたくないなんてよく言うけれど。
本当に一生忘れたくないことってあるんだよな。
忘れちゃうかもしれないのに。一生忘れたくないって言うんだよね。少しずつ忘れちゃうのに。
去年の12月、私がバンドを知るきっかけにも、私自身がバンドを、ベースをやるきっかけになったバンドのメンバーさんに偶然出会って、そう思ったんだよ。
あまりにもよくできすぎた偶然で、そのバンド縁の線が通ってる駅のホームで、どうしようもならないくらい嬉しいと思って。声を出して会話を少しして握手をして、1ヶ月ほど握手の感触を覚えていて。シチュエーションは今でもよく覚えている。けれど今はその感触を思い出せない。あったかくて大きかったってことだけは文字として覚えてる。
忘れたくないことなんだよな、少しずつわすれちゃうのが悔しくて、何か残したかったけれど、私は精一杯だったんだよ。