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過去の自分へ書く手紙

一年前の自分へ。
あなたは高校の三年間、理系学部を目指すためにずっと努力してましたね。数Ⅲとか、化学とか、すごい苦労して勉強した教科もありましたね。
でも、あなたは、センター試験で失敗してしまい、自分が行きたい学部を目指すことができなくなりました。
学部を変えて下宿してまで理系を貫くか、思いきって文転して地元の国公立大学を目指すか………
文転するということは高校三年間頑張ってきたことを捨てるということ。文転すれば、数Ⅲも化学も生物も、全部無駄になる。
正直、センター試験の自己採点の夜、凄く迷ったし、センターのたった2日で自分が頑張ってきたことが壊されるなんて思ってなかったから、悔しかったこと、今でも覚えてます。
結局、迷った末に文転を決意し、無事前期に地元の国公立大学に受かって、通うこととなりました。
今、その大学で一年を過ごして言えることは、一年前のあの時の決断は間違っていなかったということ。
この大学で、たくさんの素敵な友達に巡り会えて、相手に大切にされてるな、と思う瞬間が何度もあった。
資格試験も、文転してなかったら受けていなかった専門のものに挑戦できたし、自分の考え方もいろいろ変わった。

一年前の自分、あなたの決断、間違ってなかったどころか正しかったです。センター試験での失敗があったからこその今。私は偶数の巡り合わせで通った大学で充実した生活を送っています。

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聞いてください

すみません、私の話を聞いてください。
私が正直に自分の今の気持ちを話せるのはここしかないんです。
もし、アドバイスがございましたら、よろしくお願いしますm(__)m


私は今、10日後に迫ったある試験のために勉強しています。もちろん、努力はしています。でも、正直、当日までに間に合うと思っていません。

しかし、先生は私に期待してくださっているということを友達から聞きました。期待していただけていること自体は本当に嬉しいんです。ただ、期待を裏切るのがすごく辛いんです。

友達はみんな、「大丈夫、できるやろ」って言ってくれるのですが、私の達成度は私自身が一番よくわかっています。

私は今まで、高校・大学と2つの受験を乗り越えてきました。その中でずっと悩んできたのは、周りの人が思う私の実力と実際の私の実力の差です。
周りの人たちは、私に実際以上の実力があるように見てくれていて、私のハードルを上げてくれていました。目標を高く設定して、それに向かってチャレンジするのはいいことなので、ハードルを上げてくれるのが最初は嬉しかった。でも、途中からは、できないとは言えないし、自分の中で"できないのに……"という気持ちを引きずり続けることになって、ずっと葛藤してた。
そして、結局、実際の実力通りことが進み、周りの期待を裏切ることになってしまった。

今回もまた、周りを裏切ることになるんだろうなって思うと、本当に辛い。
できれば今のうちに全部投げ出してしまいたい。

それは逃げてるんだっていうこともわかってる。
でも、大切な人たちをまた裏切るのも辛い。

自分でもどうしたいのか、わからなくなってしまっています。

長文失礼いたしました。