幸せだと感じる者がいれば不幸と感じる者が必ずいる ひとりの幸せのために大勢が犠牲を食らうか 大勢の幸せのために一人が犠牲を食らうか どちらが正しいか私には到底わからない 犠牲はつきものなのか・・・・
君を励ましたくて、 君の笑顔を取り戻したくて、 かけた言葉は 無駄だった、
その町には小さな丘がありました 町のどこからでも見上げられる丘でした その頂上には、洋館が建っていました 古い、古い、今にも崩れそうな洋館が、建っていました その丘は星にとても近かったので、人々は洋館が遥か昔、神殿であったのだと信じていました ―七月時雨― これは、ある夏の不思議なお話
言葉を重ねるたびに 君の目を見れなくなる なんだか嘘をついていうようで ついていないようで 中途半端に出た言葉は あまりにも曖昧で 口をついて出た言葉は あまりにもキレイすぎて 君を傷つけた。
犬の入った箱には 『拾ってください』 とかいてある そしてそこに前島くんもいた 「どうして人はこう動物を最後 まで面倒をみてあげられない んだろうか...」 そして前島くんは犬を抱えた 「よしよし辛かったんだな、 お前は今日から木村くんだ! そして今日から僕の家族だよ」 そして前島くんは犬を抱え 去っていた 木村というのは僕の名前だが そこはあえてツッこまない...
甘い言葉で慰めようだなんて 甘い考えだろう 「本音で語り合おう」だなんて キレイごとに聞こえてしまうだろう バスから見える景色は相変わらずで 通り過ぎる高級車を横目で見て 「ふざけろ」って呟いた
今、君が泣いていて 隣で笑っている人もいる だけど、羨ましがらなくていいよ 今、苦しいのは 逃げずに 前に進もうとしているから 楽な方になんていくらでもいける だけど、目を背けて 楽しいふりをするよりも 向かい風にでも当たっていく方が 素敵じゃないかな
命に終わりがあるから 僕らは誰かを信じたいんだ 誰かに愛されたいんだ 涙を流したのは 誰かを愛した証拠で 信じた証なんだ それだけは忘れないで 君は愛されるべき人だってこと 同じこと何度も言うよねって 君は笑うけど もちろんだよ 大事なことは何度も言うよ 僕を信じてくれた君を愛してるよ 君の言葉に音をのせて歌うよ 同じ涙を流した誰かに 届くように
水の中の君はきらきら グラウンドの君もきらきら 芝生の上の君がきらきら 気が見つめるボールはころころ 輝いてるね運動部 青春してるね運動部 かっこいいよ運動部 長崎県は高総体 絶賛青春中
いつの日からか 部屋が小さく狭く思えた なぜだろう 僕は考えた そして、ある時僕は気づいたのだ 僕がこんな部屋に収まりきらないくらい、 大きく大きく育ったからだと