ふわり 甘い匂い ふわり 焦げの匂い ふわり 雨の匂い ふわり 草の匂い あなたはどこで どんな香りを 楽しんでいるのでしょう 僕らを繋ぐのは 想い出の中の風と 今 あなたもこの風に 触れたのかしらという 淡い希望 たったそれだけ
世に溢れる沢山のなぜを なぜ?と思わなくなったあの日 僕らは大人になったのだろう 幸せだろうか
剥がれ落ちて 空から降ってきた羽を 綺麗と思うか汚いと思うか どっちだろうね 分かりゃしないよ 僕は僕のことさえ分からないんだ 誰が分かるんだ僕のこと 誰か分かって欲しいけど そんなの無理なこと だって僕は僕 あなたはあなた
ぽつり 雫が僕から落ちる 水溜りに波紋が広がる 映し出された僕の顔 ぐにゃり 歪んだ顔はさらに歪む 数時間前には 器いっぱいだった思い 今では 溢れかえる心の器を 世界に叩きつけてやりたくなった でもそんな 誰も救われないこと 出来るはずがなくて また ぐにゃり
あなたが今日食べた鶏肉は幾つもの死の塊 僕らの胃は命のごみ箱? 入れて また 出す 僕らを通る 何かを通る 憎んだ人を 愛した人を 命は通る 命は回る 地球は回る 世界は美しい 世界は美しい?
時々 自分が本当にダメなやつだと思う どこか狂ってるんじゃないかと 設計から間違えてるんじゃないかと きっと そうなのだ 僕らは皆んなちょっとずつおかしくて 作られたときどこか間違えられたんだ だから 木偶の坊だらけの世界で 自分を恥じることなんかないんだよ
ああ 今日が終わって 明日が来るなと 思った頃には 明日になってて 今日と明日の間の刹那に いったい何を思えるのだろうか いつなら僕は 心を休められるのだろうか
僕らはきっとみんな一人ぼっちで 満たされようと努力するけど 決して完璧には分かり合えない もし完全に君を理解したなら もはや僕は君になるだろう だから 一人ぼっちで良い 僕は僕で 君は君で 二人ぼっちで きっと良い
仲良く触れ合う恋人たちは 近くにいるのに遠く感じて 夕暮れに佇む一つの街灯を 愛しく思ってしまったけれど 決して交わることのない僕らは 今日の想いを 風景を いつかは忘れてしまうんだろう
君の瞳に映る笑顔が 誰のかなんて 君しか知らない でも僕は一つ知っている きっと僕じゃないんだと 俯いてばかりいたら 君の瞳に僕が映っても 決して笑顔じゃないことを 君の瞳に映る笑顔が いつか僕になるように まずは笑顔にならなくちゃ
「また明日」って言った僕らに 明日があるかは分からないけれど 明日が来るのか怯えてるよりも 明日、明後日、明々後日の 君への挨拶を考えてる方が ぐっすり眠れるじゃないですか
遠く離れているから どんなに小さくても繋がりはなかなか切れなくて 近くにいると ほんの小さなことでも繋がりは切れてしまう 遠く離れているから ほんの少しは覚えてて 近くにいるから 大事なことも忘れちゃう
雨は空の香りを運んでくる 太陽の燃える爽やかな空の 星の輝く綺麗な空の 思い出の詰まる大きな空の 今はいない人達の祈りで満ちた 素晴らしい空の
僕はあの日君に言いたかった さよならと言いたかった ありがとうと言いたかった でも言えなかった どうしても どうしても だから今も 夢に見るのです あなたとの日々を あなたとの約束を