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ガールフレンド

濡れた 髪の毛から 覗いた 女の 横顔は
懐かしのあなた 懐かしいのだ、まだ。
ただ黙ってしまった 逃げ出した。


揺れた スカートから 覗いた 痣の 様に
ただ痛々しいだけだ 痛々しいだけだ。
逆恨むこともなく 逃げ出した。

背は伸びた、髪伸びた、けれどまだ。
成長した、進化した、それでもまだ。


弱いまんまだ僕は
あの頃から変わっちゃいない
弱いまんまだ僕ら
成長なんて微塵も感じない
…ガール・ガール・ガール
…ガールフレンド・ガールフレンド



熟れた 心のせいかな 思い出す 女の 横顔は
懐かしのあなた 酸味効いた思い出さ。
ただ笑って誤魔化した 逃げ出した。


崩れた 街の隅っこの 平凡極まれる アパートの1室では
ただ1人、あなた思い出しているのさ。
プレイバックは望まずに 逃げ出した。

手の温度、髪の香り、思い出して
「これは何の罰ゲーム?」って笑った。


弱いまんまだ僕は
あの頃から変わっちゃいない
弱いまんまだ僕ら
成長なんて微塵も感じない
…ガール・ガール・ガール
…ガールフレンド・ガールフレンド


…どうせなら
もう二度と会いたくなかった。
目が合ってしまったらまた…
僕は弱い奴だから
僕はダサい奴だから
どうせなら…


弱いまんまだ僕は
あの頃から変わっちゃいない
弱いまんまだ僕ら
成長なんて微塵も感じない
…ガール・ガール・ガール
…ガールフレンド・ガールフレンド


似合いもしない酒を飲んで、少し大人になった気がした。
似合いもしない酒を飲んで、擦れっ枯らしの心閉ざした。

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乾燥

風、冷たく頬を撫でている。汚れきった心、赦してくれそうな歩道橋の上を歩く。始発がまだ出ない頃から、ゆらり。
乱文、ぶらりランブリングで纏める。解りきった振りをして、前の男、笑った。不意に苛立って、足で蹴飛ばした。
思い出して不快になり、今度は踏みつけてみたが。鼬ごっこになってさらに不快感は増した。赦せない過去と、それに似た何かを確実に抱いて俺は行かなくちゃ。
青春をまるで黒歴史の様に扱って。くしゃみのあと血の味がした。カラカラに枯れた俺に雨はついに到達しなかった。成立/不成立のアイダで揺れている。


改行の少ない文章で疲れてしまったが、目は自然と文を噛み砕き続けた。歪んだ暗さに憧れた一瞬を俺は逃さなかった。
傷つけあう人々を見た。慰め合う人々を見た。話し合う人々も殴り合う人々も見た。そんな街中を歩いていて、振り返っても何も無かった。もう一度前を向くと、目の前に男がいた。

「本当気付?過去過、正解、将来不安、御前来、解帰」
意味不明だったので避けて歩いた。しかし男は俺についてきた。

「本当気付?過去過、正解、将来不安、御前来、解帰」
少しずつ解ってくるのが嫌だったが、聞き取れる瞬間を待つ俺もいた。

「本当気付?過去過、正解、将来不安、御前来、解帰」
意味がやっと解った。男は俺の前に立った。不意に苛立って蹴っ飛ばしたら、男は砂になって崩れた。

「本当気付?過去過、正解、将来不安、御前来、解帰」
男の声が頭にこびり付いて、つい口走ってしまった。足元が、さっきの砂でざらついている。

(本当は気付いてるんだろ?過去の過ちも、正解も、将来の不安も、だからお前はここに来た、さぁ解ったらさっさと帰りな)

頭の中響いた。

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ストレンジャー

今日もどこかで起きてるストレンジ
誰も何も言わないから消えちゃって。
今日も目覚めたら始まる1日
ストレンジ、探しに行こうか所詮暇つぶし程度に。

「ズレた感覚を戻さなくっちゃ」
静寂破るために無理なこと言うなって。
今日も夜が開けば月見頃
ストレンジ、探して歩き回ってる俺は所詮ストレンジャー。


ヤケに明るい夜だ、不意に足取りが重くなった。「帰らなくちゃ」所詮はそんなもんさ。徘徊はそこでエンド。
飼い猫になりたかった。毎日自堕落に過ごしたかった。生意気は瞬間的に白く空気中に溶けた。



誰かの一言で始まるストレンジ
やいのやいの五月蝿いのぅ。黙れって。
網にかかるのは不必要な悪口
ストレンジ、もっと盲目にならなきゃ所詮幸せは見えんし。


ヤケに明るい曲だ、不意に足取りが軽くなった。すり減って、心がだいぶ無くなったから。媒体があるだけさ。
来世に期待をして、今世は好き放題やるのさ。なんて、意気込みは瞬間的に白く空気中に溶けた。


strange…strange…strange…


押し付けがましい夜だ。脚を引きずって歩いた。Hello、Hello、Hello、適当な挨拶で、世界の一員みたいなツラしてるよ。
飼い猫になりたかった。毎日を飽きてみたかった。今は生きることだけしか考えられないから。
溜息は例のごとく、白く空気中に溶けた。

ストレンジ、探しに行こうか所詮暇つぶし程度に。