言いたい放題言えるほど 私は子どもでもないし 言いたいこと隠せるほど 私は大人でもないの
寒いねって言ったら 寒いねって言う君 ほんとは分かってるでしょ 私が言う寒いの言葉の意味 もどかしくてそのままそういったら 君はしょうがないなって抱きしめてくれた いいね冬って 好きよ君のこと
お喋りな太陽なんて大嫌い 笑って楽しませてくれる 日暮れにどうせ消えるくせに 何も言わないお月様はもっと嫌い 黙って私の横にいてくれる 夜明けと共に消えるくせに 一瞬の優しさに甘える私は 貴方たちの側にいる星だった
聞いてよ フラれたの 貴方は悪くない 悪いのはあっちでしょ どうせあんな男なんて 別れて正解 貴方は何も間違ってないから 次の良い男を探しな やっぱあんたって良い奴ね 今更それに気づく? ううんもっと前から知ってたけどね 男の愚痴で女は深まる
君の喜ぶ顔が見たくて 綺麗に咲いた花を渡したら君は泣いてしまった どうしてお花の命を奪ったの 青空の下で咲けない花は可哀想だわ けど君はこの花が綺麗だと思ってくれたのね そういって君は何とも淡く美しく笑んで 消えてしまった そこに残ったのは僕が摘んだ花の花弁でした
誰かの悪口を言って 必ず一人にさせる 誰かが男と話せば 男好きだと非難する 誰かが可愛いと言えば 可愛いと言わなくてはならない 女って鬱陶しい生き物だ
貴方が大人なことは知ってるけど 煙草を片手にそんな目で見ないで お子様な私は勘違いしちゃうから 貴方が大人なことは知ってるけど 私だって大人ですなんて言ったら どこかだって言って頭撫でないで 貴方が大人だとか知ったこたなく 好きって言ってしまいそうだから
辛い辛い いやだいやだ 死にたい死にたい そうやっていつも僕は僕を 可哀想だと暗示するけど 可哀想なのは僕だけじゃないんだ 甘えるなよ楽するなよ 誰も僕を責めちゃいないんだから
人は何かと 愛だの恋だの語るけど 嫌いになったら 死ねだの呪うだの語りだす あんなに愛してる 貴方の為なら死ねると言ってたはずなのに
好きだもの それでいいじゃない 少し前の私ならそう言ってた 好きだもの それだけじゃいけない それを知れたのは貴方のお陰