僕を一欠片も思っていない癖に 夢に乗ってなんてやってくるなよ 君のそういうとこ きらいですきで 僕はまた叶わぬ思いに胸を焦がさなきゃならない
終、の文字に丸をつけて 言葉のおわりに心を和ませる じゃあ次は何を書こうかなって 頭の中をぐるぐる巡らせるの
君が この場所に現れるだけで 安心するから 私がここにいる意味はもう少し消えない
必死に押さえつけているのに 君のほんとを知っているのに 私は君を忘れられなくて 君を大切と思う気持ちが消えなくて きまぐれな君に振り回されるのが 辛くて涙が出ることを君は知らない
ポニーテールをいつもより高く結んだって 誰かがいきなり私のことを好きになったり 無理して笑ったって 誰かの心をはっとさせたり そんなことは私にはきっと出来ないけれど あなたを笑わせられるなら いつもより可愛くなれるよ おかしなことだってできちゃうよ 勝手にとくとくと騒ぎ出す心臓を 止める必要も感じないくらい あなたのためなら わたしのためなら なんだってできる
君の弱さが好きだったから 強くなった君を見て 君には僕は必要ないと感じてしまうことが ただかなしい
明日、君に会えるかもと思うことが こんなにも私の心を弾ませるなんて 君はきっと高嶺の花 私に隣にいる権利も理由もないけれど 少しだけ君の笑顔を独り占めしたい
君は俺のものだよ なんて 私はものじゃないのに ってかなしくなるよ
君に会えないまま 秋が来てしまった
手放しで喜べないような寂しさを抱えて それでも何も出来ないまま 日々が過ぎていく 夏休みの延長戦