あんなふうに抱きしめたことが 私に意識させるためだとしたら その作戦は成功しているかも
寒いから、を理由に 抱きしめてきた君の真意は しらない
買ったばかりの新しい服を着るだけで なんだかウキウキしちゃうのは 君に会って見てもらうのがうれしいからかな
私がここで書いたことが 足跡になって残れ、と思いながら 存在の証明をするように 言葉を紡いでいる
声を交わすとき 目が見れない理由が 私のものと同じならいいな
辛かったこと忘れないのに 君と話すことが私嬉しくて どうすれば離れられるか 君に笑いながら考えてしまう
いつもは素っ気ない君のLINEが 今日はやけに長いメッセージで 私には分かってしまう これは君が嘘をついている証拠
君が唯一桜だけは好きな花だと言ったから 私は桜を見て泣く羽目になった 桜は、好きじゃない、なんて思いたくなかった
世界が終わったあとには 君と僕のふたりぼっち、 がいい
肩の上まで切り揃えた髪にまだ慣れないまま 持て余して毛先をくるくる指で遊びながら 君に会うのを待ってる 君はなんて言うだろう 髪を切ったことはまだ君には話していない