ひらり 雪の粒が舞う中で 手を伸ばせば君に届く気がした
君へのおはようで 一日が始まって 君からのおやすみで 眠りについていた私だから 君のいない当たり前は苦しいんだよ
本当だったら もっと君の笑顔を見れていたのに 本当だったら 色んな街を歩き回っていたのに 本当だったら 君に元気を貰えていたのに どうしてこんな風になっちゃったのかな 君に会いたいだけで、 いつ会えるかも分からないまま 私はまだ君に笑って欲しいまま 一年が暮れる
君が寄越した 小さな嘘でさえ 私は抱えて生きているのに
湯たんぽみたいなこの恋は 抱きしめて温めるとどうなってしまう?
そうかと唐突に思い出す 写真に写せなくたって 詩なら ことばなら 君に伝えられるじゃないか
山の縁の赤い色が 私が涙を堪えている時と似ていた
心だけが泣いていて 私の顔は紙みたいに 真っ白で平らなまま 感情が出ないまま 君を嫌いになろうと 考えてる最中なのです
君が私を見つけて手を振った瞬間 現実が夢みたいに浮かんでしまった いけないな ああだめだな 君がいるだけで 君と笑えるだけで 生きてて幸せだなって思うよ
甘い甘いカカオの液体を 喉の奥に染み込ませて 私は火傷した舌を ぺろりと出して冷ましてる