雨の日の朝 窓の外の激しい雨音とけむる風景 いつもより遅くに起きてきたきみの寝癖と頬張るパン コーヒーの匂いときみのにおい 新調した真っ赤な雨傘 ねえ、今日はどこに行こうか
会ったこともない人たちが集まって それでもこんなにもあたたかくて居心地のいい此処が好きです。 みんなの仲の良いのを見るのが嬉しくて。 そしてその仲の良さは少し羨ましくもあります。 言葉だけで知っている人たちと どこかですれ違っていることを想像するのが楽しいのです。
煙草に火をつけたあと 紫煙のむこうに顔をしかめたきみが見えて 喫煙を迷った。
肉眼ではぐにゃぐにゃに歪んでばかり見えていたきみが 欠けたビー玉を通したら真っ直ぐに立っていて 涙がでた
眠い陽射しに あくびをひとつ ぼやけた向こうに君が来る
女子だって思うんだよ。 夏服って、薄着っていいなあ。 だって好きなひとの冬に隠れていた部分が見れるから。 腕とか首とか骨格とかさ。 そりゃあ寒くて萌え袖したりとか、手にはあって息ふきかけたりとか、 そういうのも可愛くてたまんないけど。 結局 好きなひとだったらどんなんでもよく見えるんだなあ。
彼はいつも 明るくて ポジティブで へらへら笑って おしゃべりで なんでも器用にこなして めんどくさいことはするっとかわして とにかくよくできたひとなんだ でも だから 誰も彼の本心が みえない わからない
君の瞳は空の色
真っ暗な闇のなかであなたの体温を感じて 私が今まで寂しかったのは ただ誰かに愛されたかったからなんだ知った
あなたの「またね」には 「さよなら」ってことばも隠れてること 私は知ってるの あなたは知ってた? あなたはいつも私を抱きしめてキスしてくれるけど それでもあなたのなかに不安があること それもやっぱり私は知ってるの あなたはどう? あなたは私のことが好きだけど 私もあなたのことが好きだけど 愛してるけど いつかは別れがくることを きっとどこかで知ってるの だからきっと私たちは いつも互いを大切にするんだわ