登れば見える 桃源郷があると信じて 道がある まっすぐな道 曲がりくねった道 凸凹で危険な道 みんなと違う道でも きっとあそこで会えるから その日を夢見て 今日からまた歩き出す
神々しい影が上に 光る一本の糸が垂れている のぼってはみたけど 切れるかもしれないのに ボクはぎゅっと握っていた もう離すまいと握っていた いつか自分で 切ってしまう日が 来ると分かっていても
君の小指が引っ張られた 私が引っ張っていた でも君は気づかなかった 君はあの子を引っ張っていた あの子も君を引っ張っていた 君とあの子は近づいていた 私は誰を引っ張っていた?
例えば「出逢い」がなかったら ボクはボクじゃないかもしれない 例えば「貴方」がいなかったら ボクは独りぼっちかもしれない 例えば「性別」がなかったら 苦しくはなかったかもしれない 例えば「愛」がなかったら 笑顔が無くなっていたかもしれない 例えば「心」がなかったら 寂しくなんかなかったかもしれない
もう寒いね そう言って君は白い幸せを吐いた 手袋が必要なこの世界 体が冷えないよう ボクは体をぎゅっと丸める 自分だけの暖かさが心地よい だけどそれだけじゃもう寒いや ねぇ ぎゅってして?
一緒にいたい なんて寂しい なんて苦しい 言葉だろう もう言いたくないよ 誰かに行って欲しいよ 一緒にいたいって
踊る 飛ぶ 回す カッコつけな君が あんなにも輝いていた 不意に飛んできた幸せは きっとみんなへのおすそ分け その目はあの子に向いていた もう良いはずなのに みんなの内の一人の私
雨が降るもヨシ 晴れるもヨシ 紅く染まるもヨシ 青白くなるもヨシ 明るくなるもヨシ 暗くなるもヨシ 山ができるもヨシ 谷ができるもヨシ どんな色や形、明るさでもヨシ それがボクたちだ
勉強 勉強 勉強 うるさい わかってる 学校 学校 学校 うるさい わかってる 受験 受験 受験 うるさい わかってる 自習 自習 自習 うるさい わかってる 講習 講習 講習 うるさい わかってる 宿題 宿題 宿題 うるさい わかってる 試験 試験 試験 うるさい わかってる わかってる わかってる わかってる でも逃げている 何もやらず、逃げている 本当は何も わかっていない