夢が終わらなければいいのに 朝日と眠り 月明かりで目覚めた 薄汚い部屋 時間は何処へ消えたの 目を閉じる 深呼吸と共に 私は世界に閉じ籠る
今日、花火大会があるよ カンカン照りのアスファルト うだるような暑さと向日葵 言葉が青空に消えていった 何も言えなかった 二人だけの夏休み
ありのまま そのままに 優しい人はそれほど多くない と、思ってる どこか傷ついて 傷つけられて だから痛い人の気持ちがよくわかる 優しい人だなと思いつつ どれだけ辛かったのだろう どれだけ苦しかったのだろう 少し、考えてしまう
相談すればいいのに そんなに辛いなら逃げなよ 無責任な言葉 昔の私の言葉 知らなかったなぁ 誰かに話すことが この場から逃げることが こんなに難しいなんて 知りたくなかったなぁ
誰よりも自分に厳しくて 誰よりも人に優しい君に 僕が魔法をかけてあげる 痛いのがふわっと消えるよ やわらかく君を包むよ 僕の魔法はとってもよく効くんだ 幸せがきっと君に訪れる とびきりのおまじない
一生懸命出来ないことを 最近の暑さのせいにして 布団の上で横たわる日々 このまま溶けてしまえたら 想像だけが部屋いっぱいに広がる 部屋から忽然と私だけが消える 溶けたら痕は残るのだろうか 名探偵もビックリの大事件だ 少し笑えて でもやっぱり体は重い あー、本当に消えてしまえたらな 妄想は、続く
心はガタガタ 夜はザワザワ 音が降り注ぐ 熱に溶けてゆく
人の期待に 応えられない 誰かの頑張れを 素直に受け入れられない 心は必死に動いているのに 体が言うことを聞かない 出来ない自分を 人と比べてしまう そのままで、良いんだよ 生きるために 心を砕いて 言葉を吐き出して えらい えらい がんばり屋さんな君を ぎゅって抱き締めてあげよう 大丈夫。頑張ったね。 少し、疲れちゃったね 僕とちょっぴり、おやすみしよう きっと明日は良い日だよ
認められたい 褒められたい 泣き虫少女が大暴れ そんなあなたはいらないの 乱暴に蓋をした これは私じゃない 言い聞かせて、何度でも 笑顔の裏には 誰もいない
最近、声が出ません でも、誰とも話さないから 大丈夫です。 最近、部屋に籠りきり でも、誰も気がつかないから 大丈夫です。 最近、やたら生きるのが辛いです でも、誰にも必要とされてないから 大丈夫です。