長い歴史を持つこの星に 産み落とされた僕たち 少し目立ちすぎな 悲しみと苦しみが 僕の心を奪っていた でも 貴女と出会った時 貴女という愛で 僕の心は奪われた 愛すこと 愛されることを知った 僕の心は 悲しみも苦しみも どこかへ追い払ってしまった
私は猫じゃらし みんなの遊び相手 私以外にも変わりはたくさんいる 飽きたら忘れられる だから飽きられないように 毎日必死だよ これからもよろしくね
君はHAPPYENDSTORYの主人公 今はまだSTORYの途中だから 辛くて、苦しくて、悩むことがある 未来が見えなくて焦ってるかもしれない そりゃそうだよ だってHAPPYENDSTORYの主人公は 悩み続けたからHAPPYENDが待ってるんでしょう?
今年はなんだか夏の匂いがしない
ちょうど今年が 神様の代替わりの年なのかもしれないよ 今までの神様はいい人だったけど 今年からの人は悪い人なんだよ きっと次の神様会議で『コイツはダメだ』 ってなるから 来年はまたいい神様が回ってくるよ
この人生に 制限時間がなかったら この人生が 何回も訪れるなら この人生を 大切にしなくても 楽しまなくても 許されたのかな この人生は 1回しかないから この人生を 大切にして 楽しまないと 許されないの?
さかなが泳ぐ夜空のもとの くたびれた大賢者のもとに 瞳がすずらんのような双子 シシ「ロロがしあわせになれますように」 ロロ「シシがしあわせになれますように」 大賢者「願いごとがそれかい?」 ロロとシシは 互いを見て、 大賢者を見て、頷いた。 いったい どんな魔法があれば、しあわせになれるのだろう。 マジックアイテムを持っていない方の手で繋がる双子 その後ろ姿を眺めながら、大賢者は大きなあくびをして さもしい気持ちを呑みこんだ。
私にも白鳥が来て 君と繋がる道を 作ってくれないかな
すいかみたいに だんだん美味しくなくなる恋なんて 花火みたいに 一瞬だけ咲いてすぐ散る恋なんて ラムネみたいに 最後は甘ったるいだけの恋なんて そんなの嫌だ 夏祭りみたいに ずっと最高の恋がしたいの
朝の目覚まし時計が、僕のことを笑った 夜のシャワーが、僕のことを軽蔑した 昼のクラスメイトは、僕をいい奴だと言った