そっか。
気づいたら失っていた
大切なもの
私は気づけていなかった
手のひらから零れ落ちていくんだ
君との時間
ずっと続くんだって無条件に
信じ込んでた私は馬鹿みたいだ
そんな私を君は何を思いながら
見てたんだろうね
泣きたくなるような空の下
君は無理して笑ったんだ
空に願えばきっと叶う
なんて誰が言ったんだっけ
きっと私には手の届かない
お偉いさんだよね
こんな事言ったら
君を困らせるだけだって
わかってるけど止まらないんだ
それだけさ、
君が僕に与えてきた物は
大きすぎたんだ
あまりにも君がくれたものは
多すぎた
君が残した有余
終わりが見えてしまった道
いつかは来ることわかってた
でもこんなに早いとも思わなかった
僕が甘かった
ねぇ、僕はいつになったら
君の前で笑えるかな
今はただ降り注ぐ現実の雨に
打たれることしかできない
君がいなくなる前に
僕は君のくれた幸せをもって
君と笑い会いたいんだ