恋の勘違いムーブ。
校長、教頭、こんばんは。これは中学の時の話です。中2から中3にかけて、当時好きな女子と1ヶ月に1回のペースでごく稀に帰ることがあったのですが、ふとした時から「快特ってまだあの人のこと好きらしいよ。」という噂が流れ出し、さらには「明らか運動神経快特の方が下なのにね。」なども言われてしまい、一緒に帰って何が悪いの?と思ったことがありました。なお、お互い一緒に帰ることは学校内には絶対バレてはいけない暗黙のルールとなっていたため、学校の昇降口からではなく、学校から数十メートル離れたところから一緒に帰っていました。しかし、ここで自分は一つ勘違いをしていました。帰る時自分は毎回、「毎月一緒に帰ってもらって申し訳ないな…もう中学校に入ってからは自分のこと好きだって思ってないんだろうな。噂がどんどん広まってるし、自分が彼女に無理をさせてんのかな…。」と思いながら一緒に帰っていました。しかし、とある日一緒に帰っていると当時の彼女から、「快特と一緒に帰るのは、ちょっとした楽しみなんだよ。中学校卒業までにはなるけど、帰れる時には一緒に帰ってあげてもいいよ。時々しかないこの感じ、なんかちょっと…好き…かな。」と言われて、自分の想像とは全然違っていたため「嘘やろ…。」と本音が出てしまいました。
自分の勘違いがまさかのプラスの方向でいい方の勘違いになってしまうとは自分でもびっくりしました。それを知った瞬間自分にはなかなか起きないことである、緊張がなくなり、肩の力が落ちるくらい気持ちがプラスに転じていました。