喜怒哀楽
ミセス先生こんばんは。
私は1年前の4月に大学の入学式に参加し、新生活にワクワクしていました。
ですが、その日の夕方に祖父がくも膜下出血で倒れました。この病気は突然発症し、病院に運ばれても半分の確率で亡くなると言われています。
祖父は手術を繰り返し、幸いにも一命を取り留めました。コミュニケーションが取れるまでに回復しましたが、後遺症として喜怒哀楽の感情を失いました。
生まれてから当たり前にあった感情がなくなるとどんな世界なのか。私がいくら想像しても足りないと思います。面会の際にお話ししたり、音楽を聞いたり、いろいろなことを一緒にしていますが、それが祖父の負担になっていないか不安になります。同時に嬉しい、辛い、悲しいと思うことは素晴らしいなと感じます。ミセス先生をはじめ、SOLを聞いている生徒のみんなが今を大切にして生きてほしいなと思います。