主役は私だ 第13話
今日は、泣きそうだった。
家庭科の裁縫の授業で、好きくんと
女子2人と男子1人が話していた。
その子たちは、ミセス先生の話を
していたので、僕もミセス先生が
大好きだから、話したかったけど、
授業中だったし、周り静かだったから話せなかった。
それはいいのだ。次からが問題だ。
なんか他のクラスの男子がなんかの
質問箱?みたいなのに嫌いな人の
名前を書き込んだらしくて、
その人たちが3人らしいのだ。
その3人が、全員僕のクラスの人たち
らしくて、その話していた女子1人が「大きな声では言えないから」
と言って、そのもう1人の女子と、もう1人の男子と好きくんが、
当てゲームじゃないけど、
「誰誰??」みたいな感じで、
耳元で誰なのか言っていた。
それで、それが終わったかと思うと、
好きくんが「1人はあいつだろ。
もう確定だよな。」と言って、もう1人の女子が「そうそう、こいつは、もう視界に入ってないから笑笑」
と言っていた。
自分じゃないのかもしれないけど、
やっぱり自分かな?と思ってしまう。
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もうなんか、
"自分はどんな自分なのか"
分からなくなってきた。
もう"どうでもいいかな"
と思うようになってきた。
もう自分が良くわかんないわ、、、。