1人だけ、雪のように 不確かで一瞬の命を散らして、 必ず会いに行くからさ 有象無象を掻き分けて 1人だけ、花のように美しくありたい きっと君にも見えるだろう その出会いは流れ星のように 2人だけ、ずっと傍に在りたい。
明日、明後日、明明後日 今日も今日とて今日である 何も無い今日は平和で尊い そろそろ今日はページを閉じて眠るとしよう
きれいな何かが きたない何がが とてもとても大切な気がしたそれを 救いあげる 今日も僕は人間です
今日も一日は終わる。 なんてことはない、ただの一日だ。 やがて人間は人間らしさを忘れてゆくだろう。 なんてことない一日は時計と同じように、流れていく。 果ては幸せを失い、失った幸せに気づかず死んでゆくのだろうか。 冷たく、恐ろしい明日へ。 届ける事を忘れた手紙を飛ばそう。
夢を抱き、希望を握りしめて明日を行け。 世は廻る、どこもかしこも、つつがなく。 今日も聞こえる笑いと涙を音をひとつも余さず。 今日はいつか昨日、一昨日、過去、忘却に変わる。 世は廻る、いつも、いつでも、つつがなく。
夢は夢のように夢のまま、不確かに。 休む事なく、街の輝きも喧騒も消える事なく。 それはきっと誰も知らない有り得べからざる今で、永遠に永遠に籠の中を飛び回る鳥のように。 小さなただひとつの欠陥を纏う幸せを噛み締めて、 今日を歩いて行く。 閉ざされた世界は今日も今日とて等しく平和を生み出す。
未来は過去へ、過去は記憶の彼方。 誰も知らないままに。 誰かの過去は誰かの未来の礎となり果てゆくのでしょう。
それは長く、遠い夢の終わり。 自由を守り、愛を尊み、愚者は緩やかに道を誤る。 血は災いを呼び終わりの鐘が巡礼の時を告げる。 世界は新しく生まれ変わり、誰も知らないまま根は古びてゆく。 誰も変わらず、何も変わらず、文明は次代へと歩みを続ける。 どうかいつまでも忘れずに、文明は崩落し無の世界から生まれる次代もやがては崩落する事を それは長く、遠い夢の始まり
寝起き、目をこする。 外は雨、今日も今日とて出社する。 さて、今日も日々は恙無く、日が登り、日が落ちる。 平和とはこういう事さ。
目を開けて見れば良い。 世界から見れば君なんて塵も同然だよ。 君一人の一挙手一投足なんかで世界は動かない。 だから、何をしたって構わないじゃない。 法律の範囲でね。