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性別とかいろいろ

自分のことをXジェンダーの無性だと思っていたけれど、少し違うかもしれない。
不定性かな、と思う。
男性と女性の間で揺れ動くというよりかは、基本男性でも女性でもない、でも中性でも両性でもない(ややこしい)「何か」なのだけれど、ごくたまにそこに、女性が一割ぐらい入ってきたりする。中性がすこし混じることもある。そんな感じの不定性。
だから女性扱いは好きではないけれど、女性が少し混じっている日は、制服のスカートを着るぐらいなら、少しだけ、いつもより、苦ではない。「まあいいか」ぐらいの気持ちで、少し違和感を感じつつも、着る。

こんなことを急に考えたのは、とある男子に、「俺、女性で、一番話せるのがカイレンセキさんなんだよね」と言われたから。自分は体は女性だけれど、心は女性じゃないから、どう反応すればいいのかわからなくて、「そうなんだ」しか言えなかった。その言葉で、「自分はどんな性別なんだろう」と思って、再び考えてみた。

あと、一人称で「僕」を使っても、良いのかな。多分ホケンシツのみんなはいいよ、と言ってくれるかもしれないけれど、学校とかで使っても、大丈夫かな。

いつか誰かに言えるかな。自分がXジェンダーだって。女性じゃないって。難しい。いくら優しい人でも、言うことは、怖い。

普通に生活するのに性別なんて、ほとんど関係ないのにな。話すとき、勉強するとき、そのときに性別なんて気にしなくてもいいと思うのだけれど、性別でなんとなく分けられている学校、それが居心地が悪い。

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完璧

 私の友達にめちゃくちゃ完璧な子がいます。その子は運動神経が超よくて。今は陸上部に入ってて、小学校の時はスイミングの選手コースと器械体操をやっていて、私も一緒にやってたスキーも、私は全然勝てなくて。きっと一つのことで鍛えられた筋肉とかがいろんなことに生きてるんだろうな。私も、その子とは比べ物にならないけど、スイミングとスポーツクラブ(マット運動とかする)に通ってた。でも、重度のハウスダストアレルギーで、どっちも途中でやめた。
 その友達は、頭もいい。先日の期末テストで、わたしは学年1位にはなれたものの、その友達は2位だった。しかも、友達の親からは、「全然勉強しなくて困る」と聞く。は?それはないでしょ。でも、私の方が勉強はしていると思っている。
 私は部活に入らないでヴァイオリンをしている。レッスンのない日は自主練。なんとそのヴァイオリンは、完璧な友達も習ってる。ヴァイオリンの練習量は私の方が多いし、部活がない日も私はヴァイオリンをひく。でも、友達の方ががんばっているように思える。
 その友達の、お兄ちゃんも完璧。何でもできる。欠点なんかないようにみえる。私は、「何でもできるね」とクラスの人に言われたりする。勉強は自信を持とうかな、と思うけど、運動はたまたまこの間得意なマット運動があっただけだし、5月に走ったの、覚えてないのかな?すごく悪いわけではないと思うけど、足全然遅いし。褒められるのはうれしいけど、「天才!」とか言われるといっつも思う。天才はあの子だよ、って。