手紙のマークを開く。 あいつからじゃなかった・・・ こうなるつもりも無かった。 どうしてこうなったんだろう? 軽く冗談のように悪口を言ったりしてただけなのに。 気づいたからなのかな? 悪口の裏に隠された証拠に。 こんなに苦しくなる予定はなかった。 あーあ。 気づいてしまった・・・ 認めたら楽なのかな。 あいつはきっと離れてく。 あいつはきっと好きでいてくれる。 でもどうしたらいいか知らないんだ。 だって二人とも何をおもっているのか解らないから・・・
なんで君は全部嫌いなの? お願い好きなことを教えて欲しい 消えないように教えて欲しい
いつか見たのは嘘だったのかな 結局僕は幻を本当のことのように 感動して見ていたんだ
「月が綺麗ですね」 ただ本当に月が綺麗だったから言ったけど 君がそんな顔するから言葉の奥を考えてしまう 空の月はほんとに綺麗なんだ 丸い光の下の君が綺麗だから
曇り空は好きじゃない どうせなら潔く 全て降らせてしまったらいいのに そう思ったけど 遠くで雨に泣く君をみると あんなことを言ったのを 取り消せたら と思う
ああ あっちの空は私からしたら太陽が名残惜しそうに 光のさよならを投げかけている ああ あちら側は黄緑の光がぼんやりしていて そちら側は夜でいる ねぇねぇ太陽、もう少しそこにいて反対側にうつった光も消えちゃうから 夕日の名残と夜の間で手を広げて息を吸った ほら 一番星見つけたこの夜は私好きだな 闇が深くなっていって空気が冷たくなって 息を吸ったら肺が凍る 冷気で身体中が凍えても ずっと外で歌っていたいな 心は熱いな