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先生に恋する友達の話 4

友達が先生に恋をしています!
私はその恋を応援したい!
いろんな人にドキドキなどを共有したい!
と思ったので、週に何回か友達の話を小説形式で書き込んでいます!!(許可は取ってます!)
今回始めて見たよ!って人は是非1話から読んでみてください!

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第5話 体育祭②ー2
《桜目線》

(先生に可愛いって言ってもらえたし今日は良い1日になりそう!)
「桜ー?聞いてるー?」
「え?あ、うん。えと…実行委員だけ朝7:00集合とかおかしくない?でしょ…?」
「そうそう!」
そう、実行委員は朝早く登校して、体育祭の準備をするのだ。
だから私たちは集合場所であるグラウンドへと向かった。
私たち放送係は放送用コードを土に埋めて見えないようにするなどの地道な作業を任された。
しばらく黙っていたが、突然いちごが
「桜って三浦先生のこと好きでしょ。ガチの方で」
と言い出した。突然のことに私は驚いた。
「ち、違っ!!!」
私はいちごの目を見ると嘘がつけなかった。
「………いちごの目真っ直ぐだから本当に嘘つけないなぁ…。やっぱバレバレ?」
「うーん、どーだろ。バレてたとしても先生は恋愛じゃなくて"先生として好き"だと思ってると思う」
「そっか…。先生の恋するとかおかしいかな…?」
私がそう言うといちごは私の方をガシッと掴んだ。
「そんなことない!!!!私、応援する!!」
「あ、ありがと…嬉しい!」
そう言って私が微笑むといちごは嬉しそうに笑った。

             To be continued →

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先生に恋する友達の話 3

友達が先生に恋をしています!
私はその恋を応援したい!
いろんな人にドキドキなどを共有したい!
と思ったので、週に何回か友達の話を小説形式で書き込んでいます!!(許可は取ってます!)
今回始めて見たよ!って人は是非1話から読んでみてください!

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第3話 体育祭①
《第三者目線》

「今日の放課後、体育祭の各役割ごとに打ち合わせあるから体育祭実行委員と執行部の桜といちごは前に貼ってある紙見て担当の先生と打ち合わせ場所確認してね」
桜が(うわっ…今日は早く帰りたかったのに…。早く終わるといいな。)と思っていると、唯一同じクラスにいるもう一人の親友、星乃いちごが話しかけてきた。
「桜っ!体育祭の打ち合わせダルいよねぇ〜。てか、生徒会強制参加とかおかしい…!私たち放送だったよね?担当の先生誰だろ…」
「俺だよ」
突然三浦が話しかけてきた。
「え?!三浦先生が放送担当なんですか!?超業務報告楽じゃん!!!てか、先生放送とか以外w」
なんていちごと三浦が話しているのを桜は羨ましそうに見ていた。


第4話 体育祭②
《桜目線》

―体育祭当日
「いちご、おはよ。」
「おはよ!体育祭日和だねぇー!」
私は机の上に置いてあったはちまきを前髪の隙間から見えるように巻いた。
いちごは髪が長く、ポニーテールにしていたので、ゴムの上にはちまきをして、キレイなリボンを作って髪飾りのようにしているのが私の目に入った。
「え、何その付け方!超可愛いじゃん…!!」
「桜もする?桜はボブで髪おろしてるからカチューシャみたいにできるよ!」
「してほしい!」
私はそう言っていちごにはちまきを巻いてもらった。
(先生に可愛いって言ってもらえるかも!!)
巻いてもらい、私といちごが雑談していると、先生が教室に入ってきた。
(先生に気づいてもらいたいけど、話しかける勇気ないしな…)
なんて思っているといちごが先生に話しかけた。
「せんせっ!ほら、見てください!桜、超可愛いでしょ?私も髪飾りみたいにしたんですよっ!」
「おぉ!本当だ!二人とも可愛い似合ってる!」
私は顔が赤くなるのを感じた。
(いちごナイス…!!)

   ((よし、体育祭頑張らないと!))

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先生に恋する友達の話 2

さっきの続き

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第2話 先生と私(1ー②)
   《真壁桜目線》

 休み時間「さくらーちょっといいかー?」先生が私を呼んだ。
私は振り向いたが、先生が呼んだのは私ではなかった。
このクラスに『さくら』は3人いる。
1人は私
あと『木村咲良』、『吉野咲楽』
の3人だ。
先生が呼んだのは木村咲良だった。
(ま、紛らわしい…!!)
そんな事を思っているとクラスメートが話しかけてきた。
「さくらちゃん今振り返ったでしょ!紛らわしいから先生、名前呼んだらいいのに」
「まぁそうだね」
「先生に言お!名字で呼んでくださいって!」
「だ、大丈夫!!!!!!」
私は声が大きくなったことに気づき少しボリュームを下げてもう一度言った。
「大丈夫。別に先生に言うほどのことでもないから…。私、図書室行ってくるね」
そう言って私は教室を出た。
先生に名字で呼んでもらうということは私の事を名前で呼んでくれなくなるってこと。
それはなんとなく嫌だった。
だって私は先生の特別にはなれない。
だからせめて名前で呼んでほしい。
私はワガママだと改めて実感した。

             To be continued →

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先生に恋する友達の話 2

友達が先生に恋をしています!
私はその恋を応援したい!
いろんな人にドキドキなどを共有したい!
と思ったので、週に何回か友達の話を小説形式で書き込んでいます!!(許可は取ってます!)
今回始めて見たよ!って人は是非1話から読んでみてください!

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第2話 先生と私(1ー①)
 《真壁桜目線》

 私は学校があまり好きではなかった。クラスにあまり友達がいないから休み時間は1人が多い。退屈な日々を送るのは苦痛でしかなかった。春休み中は2年生に上がったらサボる日が増えるだろうな。とずっと思っていた。
だが、その退屈な日々を先生が変えてくれた。
私はいつもより少し早く起きて、髪型をアレンジしてみた。もちろん先生に「似合ってる」って言ってもらうために。
 学校に着くとまだ教室に人は居なかったが、先生は居た。
「おはようございます」
「おはよう」
もう少し会話を続けたくて私は勇気を振り絞って話しかけた。
「せ、先生っていつもこんなに早くいるんですか?」
精一杯声を出したが緊張のあまり少し声が小さくなってしまった。でも、先生はきちんと聞いてくれていた。
「うん、さくらも今日早く来てるけど、いつも早いの?」
「は、はい!」
なんとなく嘘をついてしまった。
「じゃあ俺と同じだね」
先生はそう言ってニコッと笑った。
そのあとも少しお話をしていた。
結局髪型については気づいてもらえなかったけど、先生とたくさんお話できて私は有頂天になっていた。

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先生に恋する友達の話 1

友達が先生に恋をしています!
私はその恋を応援したい!
いろんな人にドキドキなどを共有したい!
と思ったので、今日から週に何回か友達の話を小説形式で書き込みたいと思ってます!!(許可は取ってます!)
文章を書く能力ないので小説とは程遠いいですが、見かけた際は読んでくれると嬉しいです!

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第1話 初恋
 《第三者目線》

 ―中2の春、真壁桜は恋に落ちた。


 『三浦海斗』その名前を初めて聞いたのは中1の夏だった。
授業が終わり、体育館へ向かって部活の準備をしていたら親友の齋藤結花が話しかけてきた。
「桜って三浦先生知ってる?うちのクラスの数学担当してるんだけど」
「三浦?知らない。私のクラスの数学担当小林先生だから」
ネットを貼り終え、桜と結花は用具室へ歩いた。
「あぁそうだったね!あのね、三浦先生って背が高くて超かっこいいの!」
「ふぅーん」
「え!?興味ない感じ?」
「うん、イケメンとかどーでもいい。…ほら!早く準備終わらせるよ」
結花はもう少し話したそうだったが桜は気づかないフリをして準備を続けた。


 半年後の始業式。
「さーくーらー!何組ー?私は1組!」
結花が後ろから飛びついてきた。
「5組。思いっきり離れてるねw」
「今年こそは同じクラスになれると思ったの
にぃー!!最悪だよぉー」
少し雑談をして桜と結花は教室へと向かった。
朝の会をして、自分の椅子を体育館に運び始業式が始まるのを待った。
担任発表が始まり桜は「生徒会の連絡がしやすい谷川先生が担任だといいな」などと思いながら5組の発表を待っていた。

「2年5組の担任は…三浦海斗先生です!」

桜は「そーいえば聞いたことあるな…」なんて思いながら始業式が終わり教室へ戻って本を読んでいた。
すると、三浦先生と思われる声が聞こえ、ふと前を見た。

桜と三浦先生の目が合い、三浦先生はニコッと微笑んだ。そして三浦先生が教卓に立って言った。

「じゃあ授業始めるよー!座ってー」

別にイケメンではなかった。でも、「声」「雰囲気」などがドストライクで一目惚れした。

 これが真壁桜の初恋だった

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