童話
「私は醜い生き物なの、誰にも愛されないの」
それでも僕は知ってるよ
君の心がどれだけ綺麗で純粋か
「私は汚れているの、誰も愛することが出来ないの」
それでも僕は知ってるよ
君の瞳がどんな海よりも深くて透き通っているのか
「貴方の隣は私じゃダメなの、私とは住む世界も見えてる景色も違うんだもの」
それでも僕は君をこの世界の何よりも大切で、愛しているんだ
僕を拒まないで 僕を怖がらないで
世界がどれだけ美しいのか
海がどれだけ深いのか
花の香りを 風の心地よさを 陽光の温かさを
僕が全て叶えてあげる
「泣かないで」