きみが選んだ道なんだ 上手く行くに決まってる いつか遠い街で大人になったら またいつか、思い出せたら 空いたこの胸の空白も 二度と埋まらない隣の席も きっと来ない再会を夢見て 今もきみと会える日を待っている
貴方が仰る「愛」とは何だ? 宣うだけのハリボテか 「あなたの為」とは何様だ どうせ自分の為だろう 丸めてポイした紙屑みたいな 言葉をつらつら連ねた所で 何が変わると期待してるの? 早く潔く諦めてくれ。
台本もカンペもない 一発撮りの青春の日々 吉と出るか凶と出るか それは誰にも分からない いつか終わりを迎える日までに 納得のいく答えを出せたら
落ち込むことばっかりですが 相反、心は快晴の日々 例え土砂降りに見舞われたって 君が居るなら嫌いじゃないよ びしょ濡れになっても笑って居よう そしたらきっと、明日は晴れる
笑顔と言う名の武器を纏って 青春とか言う不完全を いっその事楽しんでやる それで君に殺されようと 走馬灯が増えて万々歳だ そのくらいの気概で居よう 将来後悔したくないから
乗り慣れた電車で終点へ 乗り換えてから3分後 2番出口から見えた空 少しは大人になれたかな 遅刻なんてしないよう 余裕を持って家を出る 目の前にはいつもの仲間 駆け出して話に加わって 教室に入って 窓の外を眺めて 8時半のチャイムが響いて 僕らの春よ、もう一度。
忘れぬように、避けないように 壊れぬように、大切に。 頭のどっかで転寝していた 近い昔のあの日を起こして ちゃんとみんなで話をしよう ちゃんとみんなで分かち合おう いつか近い将来に 全員出席できるようにね。
気づけば1周回ってここに 12編の物語 演劇の様な、独白みたいな 矛盾に塗れたこの日々を 愛せる日が来るように 少しづつ大人になってゆく 私をそっと、見ててほしい。
365日前 ふ、と居なくなった貴方のことを 思い出しては寂しくなりたい 何も告げずに足早に 眠りに落ちた貴方のことを 想えるだけで幸せだけど。 叶うことなら、届くことなら もう少しだけ、傍に居て欲しかった そんな世迷言を呟いて 見上げた寒空のパレットは どうやら水を足しすぎたみたい、 滲んでぼやけてよく見えないや
おはよう、また始まったこの1年 どんな気持ちで過ごそうか 暗く悲しい夜の果て 私は何が出来るだろう? 小さな希望は捨てないで なんとか生きて、生きてほしい。