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ライナーノーツ:告白 題「右肩上がりで、」

初めて『告白』のMVを見たとき、軽い気持ちで再生したはずが、笑いと涙の緩急に完全に飲み込まれました。

特に印象的だったのが、2番Bメロの「最良より愛着を」という歌詞です。
流行や瞬間的なバズが消費される時代の中で、目指しているのは「最良」ではなく「君と生き延びること」。
誰かの人生の中で「これが好きだ」と思い続けてもらえる音楽でありたいという、「あなた」への想いを感じました。

また、Cメロの「好きなことをして〜」では、今だからこその柔らかな笑顔と、思うように歌えずライブが延期になった日の映像が並びます。
輝いている瞬間だけでなく、苦しさも含めた現実があるからこそ、好きなことを続けてきた姿が温かく感じられました。

そして最後の「歌い続けよう」から「謳い続けよう」へ。
「歌う」が音楽を届けることなら、「謳う」には喜びや素晴らしさを声にする意味があり、そこから「謳歌」という言葉も連想します。
だから「謳い続けよう」は、ただ音楽を続けるのではなく、音楽を通して出会った「あなた」と、これからの人生そのものを共に謳歌していこうという願いにも聞こえました。
「歌」から「謳」、そして「謳歌」へ。
一文字の変化から、音楽の話が人生の話へ広がっていくように感じます。

果ても確実もないけれど、右肩上がりで笑って、これからも共に謳い続けたい。
『告白』は、過去から未来へ「これからも一緒に生きていこう」と差し出された“告白”でした。

9月23日、初めてのSUPER BEAVERのライブを東京ドームで迎えます。
これまで映像や音楽を通して受け取ってきた、嘘偽りのない姿勢とまっすぐなメッセージを、今度はその場所で受け取りたい。
4人と「あなた」で創り上げる景色を、心から楽しみにしています。

過去最高を、いざ________