3月11日
当時私は小学3年生で、学校からの帰り道でした。
歩いていたので、周りの家の人が「地震!」って言って出てくるまで揺れていることには気付きませんでした。
年下の子が「こわい」と言って泣きそうだったので、みんなで手を繋いで家まで急ぎました。
家に着いてテレビをみると、リアルタイムで、逃げる人とその後ろから迫る津波の映像が流れていました。
アナウンサーの人も緊迫感のある声で話していて、そこで初めて、大きな地震だったんだと分かって、純粋に怖かったです。
あの場にいた人のほうが、表せないくらいの恐怖と、悲しさを経験してると思うと、今でも苦しくなります。
私には何ができるかわからないけど、今日の授業を最後まで聴くことが今の私ができる1つのことなんじゃないかなと思います。