「また会おうね」って言葉が 切なく感じるのは もう当たり前じゃなくなったって 気付いたから
例えば今日、僕が花びらを片付けていること ささやかな諸々の根回しとか 全部。 知らないままで、大きくなっていってほしい
って教えてくれた生徒がいました。 おもしろい授業もできてないし テストも訂正ばかりでいつもごめんだけど、 こんなわたしでも あなたにとっての「先生」になれてること、嬉しい。
君がそこにいて それが奇跡だと思った 目が覚めて3秒 それが夢だとわかったときには もう君がいたことしか覚えていなかった すっかり見えなくなった君の背中は まだ少し私の心を蝕んでいる
風にふかれてみないか それはきっと つまらないけど それはいつも 答えないけど 水に浸してみないか 指をすこし 服を着たまま それですこし 地球に帰る つまらないけど ウソみたいに 全て消えていくけど 今は何も 嬉しくないけど 風に吹かれてみないか 楽しいかもしれないこと 諦めちゃいけないから 今はすべて 暗くて仕方ないけど 風に吹かれてみないか
数時間前の「また明日」を思い出す ひとりに浸りながら まだ来ない今日を手繰り寄せる 早く過ぎて欲しいと願う、 もう少し思い出していたいと思う つまり昨日が幸せだったと 思える今日が幸せでありますように
滲んだ視界は少し柔らかく見えた ノートが夕焼け色に染まった 久しぶりに言葉と触れた 暖かかった 脆かった 両手で包んだときに息をしていた 守るのは私なのかもしれないと思った
今まですごくいろいろあったし きっとこれからもあるけど とりあえずいまは すごく愛しいひと達に かこまれていて幸せだよ ひとばん中歌って 踊っていたいくらいに幸せだよ わたしはいま 大好きをさけべるよ ありがとう おやすみ
生まれたり 生きたり 死んだり 出会ったり 愛したり 憎んだり また愛したり 夕日を見て生きている意味に気付いたり 怒ったり 怒られたり 許したり 許されたり 笑ったり 笑われたり 笑いあったり 迷ったり 傷ついたり 痛くないことにしたり 言葉にならなかったり それでも抱き締めて貰えたり 夜明けを告げる鳥の声を聞いたり ねえ まるで足りないよ 人生は 一生では
ヒーローになりたかったけど 君が救ってくれるならヒロインでも。