こくはく。
青い春をかいてくんだよ
淡い恋を溜めた心でさ
まだ生えたばかりの羽で
とりあえず飛んでみない?
いち、にの、さんで
僕が背中を押すからさ
その眩しい笑顔だけでいい
君はもう それだけでいい
もう飛べるはず
暑い夏を抜けてくんだよ
苦い恋を食べた喉のまま
今揃ったきれいな羽で
とりあえず飛んでみようよ
さん、にい、いちで
僕もそっちに行くからさ
その温かい手だけでいい
君はもう それだけでいい
ほら飛べたでしょ
簡単なことなんだよ
恋は理屈じゃなくて
「好きなんだ」ってそれだけ
想いがあるなら それだけで
立派に恋をしてる証
そうだよね
そうなんだよ
たぶん きっと ぜったい
だから伝えるよ、
怖くて震えてるけど
「大丈夫?」なんて言わないでね
大丈夫な訳ないからさ
春を思い切り吸い込んで
飛べる夏を思い浮かべて
私は、あなたのことが、