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性別とかいろいろ

自分のことをXジェンダーの無性だと思っていたけれど、少し違うかもしれない。
不定性かな、と思う。
男性と女性の間で揺れ動くというよりかは、基本男性でも女性でもない、でも中性でも両性でもない(ややこしい)「何か」なのだけれど、ごくたまにそこに、女性が一割ぐらい入ってきたりする。中性がすこし混じることもある。そんな感じの不定性。
だから女性扱いは好きではないけれど、女性が少し混じっている日は、制服のスカートを着るぐらいなら、少しだけ、いつもより、苦ではない。「まあいいか」ぐらいの気持ちで、少し違和感を感じつつも、着る。

こんなことを急に考えたのは、とある男子に、「俺、女性で、一番話せるのがカイレンセキさんなんだよね」と言われたから。自分は体は女性だけれど、心は女性じゃないから、どう反応すればいいのかわからなくて、「そうなんだ」しか言えなかった。その言葉で、「自分はどんな性別なんだろう」と思って、再び考えてみた。

あと、一人称で「僕」を使っても、良いのかな。多分ホケンシツのみんなはいいよ、と言ってくれるかもしれないけれど、学校とかで使っても、大丈夫かな。

いつか誰かに言えるかな。自分がXジェンダーだって。女性じゃないって。難しい。いくら優しい人でも、言うことは、怖い。

普通に生活するのに性別なんて、ほとんど関係ないのにな。話すとき、勉強するとき、そのときに性別なんて気にしなくてもいいと思うのだけれど、性別でなんとなく分けられている学校、それが居心地が悪い。

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去年まで仲良くしていた子は今、

去年同じクラスで仲良くしていた子がいる。
その子は進級して別のクラスになって、交流もなくなり、グループラインで話すこともなくなった。廊下などで姿は見かけなかったけど、学年の人数が多いので(200人以上)、特に気にしていなかった。
今日クラスメイトが言っていた。「〇〇ちゃん(その子の名前)もあんまり(学校)来ていないでしょ」
それはいわゆる不登校で、でも不登校(もしくはそれになりかけている)の理由はいくらでもあるだろうから、そのことを否定的には思わなかった。
でも思ったのが、「人ってそんなにすぐ変わっちゃうんだ」。
去年まで毎日話していて、笑い合っていて、休日にも何回か遊んだ。みんなで自転車に乗って、公園ではしゃぎまわったり、買い物に行ったりした。
つい一年前なのに。学校に今はあまり来ていない。去年は毎日普通に来ていた。百人一首も一緒にした。楽しかった。
このコロナのことが関係あるかもしれないし、無いかもしれない。去年一緒に笑っていたときも、心のなかでは学校に来たくないと思っていたかもしれない。でも今日感じたのは、人は些細なことで変わる。
不登校というのは今でも甘えとか言われるときもあるけれど、学校行かないのが悪いことではないと思うから、その子には、自分で自分をを苦しめないでほしい。