僕も僕を殺したよ。 良いことも悪いことも全部忘れたよ。 こうやって君の隣にいたよ。 全ては君のため。
僕が主人公の物語で 君やアンタらは脇役で でも、君やみんなの物語のでは 僕は日々を演じるエキストラ 僕に当たるスポットライト 眩しいくらいの脚光は 僕に向けてのものではなくて 隣の君のもので その端で突っ立ってるだけの僕で そしてまた気怠い朝が 噛み続けて飲み込めなくなった愛を そして空の藍も、きっと喰らい尽くして 真っ白になった世界で 落書き扱いされる僕にまた戻る
今もこうして僕の中を対峙している感情に 埋め尽くされて塞ぎ込まれないように どこかで今も同じ気持ちの人が生きてると 思うようにする これが人生と言うなら 多少の延命なら出来るかもな 「あなただけで生きてる世界じゃない」 って言葉が悪者にならないように
街は夕暮れに唸りをあげてる 人は堅実に愛を書き記す みな私と彼のことなんて まるで興味がないんだヮ
僕は君に何を隠してたって? ううん、何にも隠しちゃいないよ。 君といれて幸せだよ。 ごめん。全部嘘。 いつも君には完璧な姿を見せなきゃいけなかったんだ。 それだけ。
醜い醜いアヒルの子 お前はアヒルに成り下がるのか? いいや、はなから私はアヒルさ 深い深い海の底 漂い続けてその先は… 醜い醜いアヒルの子 さぁ、今宵は宴をしよう。 兎の皮が剥がれる前に
僕は学校では文芸部に入っているので、宿題の俳句を考えてみました❗ ・水無月の 雫したたる 草花や ・涼風(すずかぜ)に なびく髪や 美しき ・夏風の 如く我が道 切り開く どうかな? 気持ち悪い?w
ただ心から笑っていてほしいの 幸せになってね
私は。 話したい、 寄り添いたい、 助けたい、 大切にしたい、 あなたのことを。 あなたのこと、好きなのかもしれない。 でもあなたのこと、好きだって思わない。 人として好きなのに。
靴擦れの水膨れから流れ出た海と、頭痛 稚魚の体越しに歪んで見えた砂浜の小石 ぬらぬらと光った皮膚と透けた内臓の焦燥 嗚咽はやがて脈動になり 思考は皮下を蠢いて ああ、化け物になってしまった ガラス瓶の内と、星のないプラネタリウム 黴臭い産道を抜けて下水道を揺蕩う水葬 煙草に焼かれた金魚の鱗と揺れる吐き気 自由はお前の視界を奪い 指先は脳細胞を愛撫し ただ、不快なとある昼下がり 飲み込んだ内臓と、食い破られた皮膚 致死量の活字を点滴するだけの文庫本 まぶたの裏を切りつける鋭角と懊悩