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「たいせつなもの」

初書き込みです

僕には、1ヶ月付き合っている彼女がいます。
毎日、絶えずLINEをしていて、とても楽しい日々を過ごしていました。
しかし、先日、彼女から突然の病気の告白を
されてしまいました。
そのメッセージを見たとき、衝撃的すぎて気持ちの整理がついていませんでした。

その日の夜から、自分も彼女も、言葉に詰まったような会話をしていました。
だから、励ましてあげたくて
彼氏なりに「大丈夫」「絶対手術成功するから」
と、言葉を投げ掛けていました。
本人がいちばん怖い思いをしているから。
だけど、僕も怖かったんです。
大切な人を失うのが、失わせるのが。
毎日涙が止まりませんでした。
彼女、その告白をしてから毎日「また明日ね」と
言ってくれます。
もしかしたら、もう会えないかもしれないのに、
毎日「また明日ね」と言ってくれました。
だから、僕も「また明日ね」と返しました。
もう会えないかもしれない恐怖と助かる希望が
複雑に絡み合った感情に乗せて。

「助かって欲しい。」
その気持ちで胸がいっぱいで、食事も喉を通りませんでした。
「助かってほしい。」
その一心で手術の直前まで言葉を投げ掛けました。
想いが通じたのか、手術、無事に成功しました!
その知らせを聞いたとき、ほんとに嬉しくて嬉しくて
たまりませんでした。
まだ療養中らしいので、全力で見守っていこうとおもいます!


普段、当たり前のように会話していたのが
当たり前じゃなくなったとき
僕は、彼女と話せるのが本当に「たいせつなもの」
だったんだなぁと実感しました。
それに気づかせてくれた彼女に、感謝したいです。
ありがとう。